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留学生を送る家族の役割 - Advices to the parents

海外留学で家族の役割は大切です。子供が自立心を育む好機なので、過干渉を控え子供を信頼することは素晴らしいことです。しかし、「お前が好きなようにやると良いよ」と何でも本人任せにして自由放任にすることは、逆に望ましくありません。たとえ海外事情や留学に詳しくなかったとしても、親には親の役割があります。脱線の兆候や救援信号を見逃すと、無計画に流れる危険もありますし、命にかかわる事故や犯罪にも巻き込まれかねません。大学の交換留学の場合、大学事務や指導教員も勉強面では関与しますが、生活面まで面倒を見るわけではありません。私費留学の場合、家族にもかなりの責任がかかります。留学生本人として大学生(大学院生・高校生)を想定し、ご家族に以下のチェックポイントを勧めます。

1.留学計画の検証

1-1.20-30年後の将来を見据えた計画

・留学環境は、この10年で大きく変わりました。親の世代の常識は、子供が職場の第一線に立つ20年後には通用しない可能性があります。友人・知人に国際的企業・商社・国際機関等の最前線に勤める人がいれば、助言を聞くと良いでしょう。

①「留学は欧米に限る」という先入観は時代錯誤です。専門性(研究調査、インターンシップ、ボランティア)や「英語プラスワン」、途上国経験も重要です。
②「先進国は安全、途上国は危険」という先入観は不正確で、地区と対策が重要です。外務省・海外安全ホームページ外務省・海外安全虎の巻で各国の最新情報を具体的に検討して下さい。
③英語研修ならTOEIC730以上が留学成果の最低基準です。そのためには最低3ヶ月が必要で、夏休みの1-2ヶ月だけでは、費用に見合った効果はありません。
④留学による留年は就職時に不利にはなりません。

1-2.親子で議論するべきチェックポイント

・子供を留学に送り出す前に、以下のチェックポイントはきちんと議論する価値があります。

①いま留学することが本当にベストか。時間・費用・労力に見合った成果があるか。留学が将来どのような役に立つか。

②達成目標が明確かつ具体的か。
・・・好例:半年の英語研修後、X月X日のTOEIC試験で730を目指す。1年間の交換留学でXX単位の専門単位を取得する。2年間の大学院留学で修士課程を取得する。
・・・悪例:英語がペラペラになる(XX資格・XX単位と具体化されていない)。現地で結婚したい、現地で仕事を見つけたい(現実性を欠く)。

③スケジュールが明確かつ具体的か。
・・・好例:XX年X月X日に学期が終わり、X月X日に帰国する。1年目冬に大学入学資格(TOEFL-iBT80等)を取り、2年目秋に大学院に入学し、4年目初夏に修士号を取って帰国し、日本で就職活動を行い、5年目春の就職を目指す。
・・・悪例:まず最初の1-2年で語学研修をして、それから大学院を目指す云々(達成期限を切っていない)。

④目標未達時のセーフティーネットがあるか。
・・・好例:予め日本の大学(院)に籍を置き、留学2年目に志望大学(院)に合格できなかった場合、帰国して復学し、日本の大学(院)生として就職活動を開始する。
・・・悪例:TOEFL-iBT80は取れなかったけど、XXのコミュニティカレッジは大学と同じ評価で…云々(目標も期限もその場しのぎ)。

⑤良質な助言者がいるか。
・・・好例:指導教員、語学教員、留学生センター教職員が助言している。教員と家族はお互いにすぐ連絡を取れる体制にある。家族・親族に海外駐在・国際業務・海外学位の経験者がいて、助言をもらえる。
・・・悪例:語学研修経験のある友達のXX君や外国人留学生のXXさんに聞いた(短期留学の若者は近視眼的なので信頼できない。生兵法は怪我の元)。

⑥留学斡旋業者に丸投げすることも、危険です。国内業者の紹介する語学学校は、日本人留学生が過半数を占めて学習効果が低いことが多く、紹介料の分だけ高額になります。また、ワーキングホリデーは、語学力向上のためにも就業経験のためにも、勧められません。そもそも、一流大学から一部上場企業に至る国際的なキャリアプランは、業者本人が経験していない経歴ですので、助言できないはずです。遠回りのようでも、大学教職員や経験者に相談しつつ、本人がじっくり比較検討することが一番です。

2. 留学資金の検討

2-1.留学費用の見積もりと原資

・まず本人に留学資金の見積もりを提出させましょう。学費、旅費、家賃、生活費などですが、その総額の30%程度の予備費を見込みましょう。語学研修、交換留学、大学院留学、途上国留学、短期・長期留学、海外インターンシップなど、指導教員や経験者と相談の上で複数のプランを提出させると良いでしょう。
・その上で、原資は、家族の給与か、本人のアルバイト貯金か、奨学金(給与・貸与)や教育ローンか、家族と本人で具体的に話し合いましょう。給与奨学金はほぼ無理ですが、貸与奨学金や教育ローンは十分可能です。

2-2.留学資金と誓約書

・費用上の制限で、留学計画を歪めるのは残念です。留学期間を短縮するくらいならば、生活費の安い国に留学先を変更して留学期間を確保するのも選択肢です。また、卒業後に一部上場企業に就職できれば、貸与奨学金や教育ローン、親への借金を本人が返済することは、十分現実的です。
・親が子供に留学資金を提供する場合、給与・貸与は合意次第です。事実上は給与でも、仮に貸与することにして目標達成時に減額するのも一策です。いずれにせよ、達成目標と禁忌事項を条件にすることを勧めます。こういうときだけは襟を正し、本人に誓約書を書かせるのも一策です。末尾に誓約書の事例を挙げます。

2-3.海外でのカード・お金・保険

・現金で大金を持参するのは危険過ぎます。留学時のお金の持参方法は以下のモデル例があります。

・1年以内の短期留学なら、楽天銀行/スルガ銀行のVISAデビットカードをメイン、新生銀行キャッシュカードとMileage Plus Saison Masterカードをサブ。緊急用に現金100-300ドル。
・1年以上の長期留学なら、現地銀行VISAデビットカードをメイン、新生銀行キャッシュカードとMileage Plus Saison Masterカードをサブ。緊急用に現金100-300ドル。


・VISAデビットカードは、国際キャッシュカードとVISAカードを合わせたものです。クレジットカードとは異なり、カード利用と同時に銀行口座から決済されます。そのため、預金残高次第で大きな買物もできますし、逆に預金残高以上の利用はできません。日本からこの銀行口座に「国内振込」すれば、日常の現金引き出しと買物はこれで間に合います。
・1年以上の長期滞在なら、現地に銀行口座を作り、現地銀行VISAデビットカードを使う方が合理的かもしれません。その場合、留学当初は楽天銀行/スルガ銀行のVISAデビットカードを使いますが、その後、楽天銀行/スルガ銀行口座から現地銀行口座に生活費6ヵ月分以上を「海外送金」し、切り替えます。

・カードは紛失・盗難・故障時に備えて、最低3枚用意することを勧めます。新生銀行キャッシュカードは、海外でも日本の銀行口座から現金を引き出せる国際キャッシュカードとして定評があります。もし新生銀行を緊急・予備用とするならば、ご家族の許可なしには使わないことにして、ご家族がオンラインバンキングで口座履歴・残高を定期点検するのも一策です。
・保護者名義のクレジットカードの「家族カード」を、緊急用のサブカードとして本人に渡すのも一案です。使用ルールを家族と本人の間で決め、ご家族が使用履歴をオンラインで監視することが条件です。なお、一般カードでも収入証明書を提出しないと、海外でのキャッシングが使えなくなりました。

・学生用クレジットカードは、ショッピング枠が10万円、キャッシング枠が3-5万円程度と少ないので、VISAデビットカードが現金引出と買物の中心になるでしょう。しかし、Mileage Plus Saison Masterは、治療費用300万円の海外旅行保険(3ヶ月)が自動付帯するのが重要です。VISAカードとMasterカードでリスク分散する意味もあります。
・なお、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、保険額が不十分だったり、カードで航空券を購入することが条件だったりするので、付帯条件を慎重にチェックするべきです(とくに年会費無料の学生カードは要注意)。また、3ヵ月以上の海外滞在では、3ヶ月間のカード付帯保険は無意味で、出発日から全期間の海外旅行保険に別途入る必要があります。





3.留学準備の確認

以下の点は家族からも準備状況を確認すべきです。

3-1.語学学習語学検定試験

・留学前の半年間は、週3回以上、教室で語学に触れる機会が必要です。独習だけでは駄目です。大学が提供する語学科目や英語提供科目を最大限履修する必要があります。それだけで3回に満たない場合、民間語学学校に通うことも必要かもしれません。
・交換留学の場合、英語圏ならTOEFL-iBT80/TOEIC730が足切り条件です。語学研修でもTOEIC600程度はないと、日常生活に支障が生じます。非英語圏もこれに準じます。留学生活の楽しさや安全が大きく変わりますので、死活問題として必死に語学を準備すべきです。
・TOEIC等の語学試験は、留学半年前と直前で最低2回は受験しましょう。さらに、渡航中・渡航後に再受験し、留学成果を数値で比較しましょう。受験の1ヶ月以上前に申請する必要があるので、受験日程を予め計画的に確定しておきましょう。

3-2.学校の選択

・安ければ良いというものではありません。ワーキングホリデーは評判が悪いです。また、語学学校なら週20時間で、1クラス15名以下、そして最低単位1ヶ月以上の学校でないと、上達しません。また、外務省・海外安全情報で危険情報が発令されている国・地域は避けるべきです。詳細は別記。

3-3.航空券の選択

・本人から家族には、E-Ticketを転送させ、変更時には随時連絡させるべきです。
・安ければ良いというものではありません。マイナーな航空会社は評判が悪いです。また、帰国日を固定するか否かによって価格が変わります。

3-4.宿泊先の選択

・安ければ良いというものではありません。大学の学生寮なら、多少汚くても安心ですが、民間アパートの場合、地区の選択が重要です。安全を金で買う側面もあります。
・旅行ならば、ホテル予約確認メールを転送させるべきです。

3-5.海外旅行保険

・海外旅行保険(留学保険)は、1ヶ月で1万円前後の高い買物ですが、留学生の命綱です。既成プランは高めなので、フリープランを保険代理店に相見積もりさせましょう。保険会社が強調しがちな死亡補償は、扶養家族のいない学生には、実は最低額で良いはずです。留学生に重要なのは治療・救援者費用のみで、1000万円位でしょうか。また、複数年の保険は、保険会社にとって損なので最近難しくなっていますが、交渉の価値があります。
・3ヶ月以上の留学では、クレジットカードの付帯保険ではまかなえません。全期間について海外留学保険に入りましょう。留学期間を短縮した場合、払い戻しも可能です。また、保険の延期は日本でしかできません。
・家族や大学事務・指導教員は、本人に契約書コピーを提出させるべきです。とくに家族は、保険証番号と現地の保険連絡先を保存しておくべきです。
・JCSOS加盟大学では交換留学にあたり、危機管理システムJ-TASの費用を負担しています。J-TASでは、留学生の家族も医療専門家に、病気・怪我・メンタルヘルスの治療を相談できます。留学生本人が動けぬ場合、家族や大学が医療措置を手配することも可能です。大学から渡された説明書と電話番号を子供の電話番号と一緒に保存しておきましょう。J-TASは東京海上日動と海外連絡網を共有しているため、東京海上日動の海外旅行保険(留学保険)を契約しておくと、2社に連絡することなく連携できます。

3-6.予防注射
検疫所・感染症情報を調べ、破傷風や狂犬病など、留学のみならず周辺旅行にも必要な予防注射を打つべきです。数万円はかかりますが、安全は金には代えられません。とくにA型肝炎や黄熱病は、渡航の2ヶ月以上前から準備する必要があります。

4. 連絡手段の確保

4-1.ホウレンソウ(報告・連絡・相談)体制
・以下のコピーはファイリングして、ご家族の手元に置きましょう。

・パスポートのコピー
・海外旅行保険証のコピーと緊急連絡先一覧
・旅程表とEチケットのコピー
・現地住所・携帯電話番号、学校住所・留学生担当者電話番号
・その他本人が現地で紛失したら困る重要書類の予備コピー

・家族、大学事務、指導教員等、「緊急連絡先」を定め、定期的な報告・連絡・相談を本人約束させましょう。必要ならば大学事務や指導教員とも連絡を取り合いましょう。
・国外旅行や宿泊旅行をする場合、航空券E-Ticket控とホテル予約確認メールを、緊急連絡先に事前に転送しましょう。この事前連絡は交換留学において、離日から帰国までの全期間について必須義務です。
・ブログ、mixi、Facebook、Twitter等は、留学状況を把握し、コミュニケーションを保つのに最適です。本人から家族・指導教員に教えてくれれば、第三国への旅行の報告や安全確認をこれに代替することが可能です。プライバシー設定をうまく活用すれば、家族連絡と友達同士のやり取りを区別することも可能なはずです。
・本人に持病がある場合、どの病院に連絡するか、どのタイミングで帰国するが、救済者が渡航するか、打ち合わせておきましょう。

4-2. 携帯電話
・携帯電話は必須です。短期留学ならば、海外ローミング対応のDocomo/AU/Softbankでも良いでしょう。が、無理に機種交換をするくらいならば、SIMフリーの海外携帯を購入した方が良いでしょう。他方、長期留学ならば、SIMフリーの海外携帯電話を日本か現地で購入し、現地でSIMカードを購入して、その番号を日本に知らせるべきです。必ず家族からも国際電話を試すべきです。

4-3. Skypeとマイクヘッドフォン・WEBカメラ
Skypeは必須です。本人と家族(指導教員)の双方で、Skype加入の上でIDを教え合い、それぞれマイクヘッドフォンとWEBカメラ(計2千円から)を購入して、渡航前に通話実験をするべきです。人の集まる実家側では、できればハンドフリーフォンと顔自動追尾式カメラを導入できると、なお理想的です。加えて、家族側と本人側の双方が高画素カメラだと、微妙な顔色や表情の差まで分かります。
ASUS Videophone Touch AiGuruは、固定電話感覚のテレビ電話機で、高齢者にも最適です。無線/有線LANは必要ですが、パソコンは不要です。まったくネットを使わない人の場合、Docomo Portable Wifiと一緒に購入すれば、購入直後の店頭で全設定が終わります。
・加えて、パソコンのSkypeから固定・携帯電話にも格安で通話できるよう、プリペイドか月額プランを契約しておきましょう。
・家族は、時差やパソコン使用時間をも考慮し、Skype通話の日時を決めておくと良いでしょう。毎晩21時頃とか、少なくとも毎週末です。
・家族が、パソコンがインターネットに常時接続されていなかったり、パソコンでのSkype操作に疎い場合、国際電話用テレフォンカードをコンビニ等で購入しておいても、代替できます。


4-4.現地住所・固定電話
・家族や大学事務・指導教員は、現地住所や固定電話番号も把握すべきです。家族から国際電話をかける実験を何回か繰り返しておくことは、必須です。また、いざというときに備え、現地大使館にも「在留届」を提出するよう念を押しましょう。

5.留学中のチェックポイント

・留学中の子供と話すときは、後述のチェックポイントを確認しつつ、聞き役に徹することが大切です。本人の努力に感心・賞賛してみせたり、愚痴を聞いてあげることも、家族ならではの大切な役割です。現地事情も分からぬまま、古い知識だけで説教することは、あまり意味がなく逆効果のこともあります。
・留学生の感情には波があり、留学当初の「興奮期」が終わると「カルチャーショック期」で落ち込むのは、良くある現象です。3ヶ月目前後を警戒して下さい。メンタルに辛そうな場合、「いつでも帰国して構わない」と断言して下さい。連絡が途絶えた場合や本人の落ち込みが激しい場合、大学事務や指導教員とも相談し、必要なら本人の帰国や救済者の渡航も検討しましょう。
・留学には適性もあります。成績が目標をはるかに下回る場合も、本人が努力しているならば仕方ありません。しかし、1年以上の留学延期は安易に認めず、日本で他の進路を考えさせるべきだと思います。

・以下のポイントを定期的にチェックすることが大切です(できれば毎週、少なくとも毎月)。
・どのような家か、近所界隈か、通学路か。…留学冒頭
・毎週何時間、どのような授業に出ているか。…就学状況
・友人や先生はどのような人か(最重要!)。…就学状況・メンタルヘルス
・誰とどのようなメニューの食事をしているか。…体調・メンタルヘルス
・アフター5や週末に誰と何をしているか。…体調・メンタルヘルス
・旅行時のE-Ticketとホテル予約確認メールのメール転送。・・・危機管理
・語学検定や専門科目の取得予定と成績結果。…就学状況

6. 禁忌事項

・海外では誰も見てないし、いつもと違う非日常でもあるので、何をしても良いように勘違いしてしまうことがあります。とくに生活に慣れた後半部や休暇は気が緩みがちです。しかし、海外での危険は、日本とは次元が異なります。遠く離れた日本では、トラブル時にも対応しきれません。
・外務省の「危険情報」の対象地域は、家族と指導教員の事前承諾なしには立ち入ってはいけません。家族も「海外安全ホームページ」を定期的に確認し、リスクの理解を共有して下さい。
車の運転はしないと本人に約束させましょう。もちろん、国際運転免許証も不要です。事故の事例を身の回りに見てきましたが、留学本来の目的が吹き飛びます。海外では運転のルールやマナーも異なり、事故の危険が国内とは比べ物になりません。自動車・バイク運転は、本格登山・ハングライダー等の「危険なスポーツ」と並び、海外旅行保険の対象外でもあります。
・賭博やドラッグ等、違法行為は絶対にしないと、本人に約束させましょう。たとえ現地の悪い友達に誘われたとしても、外国人の場合、処罰も被害も深刻度が異なります。ヒッチハイキングやカウチサーフィン等の無謀行為を行うのも、無用な犯罪を招きます。
・留学を延長する際、日本の海外旅行保険は延長できません。現地で国内と海外での医療保険(+借家賠償保険)に入らせ、そのコピーを日本に送らせるべきです。

7.誓約書の例

・とくに家族が留学費を支援する場合、本人に末尾のような誓約書を書かせるのは、本人のために良いかもしれません。以下の事例は家族が本人に留学資金を貸与するものですが、給与か貸与かは本人と家族との合意次第です。
・目標と期限は、本人に無理のない範囲内で自己申告させるのが良いでしょう。一般に、英語研修なら半年でTOEIC730、非英語なら1年で大学入学水準の語学資格、交換留学・大学院留学ならば現地学生と同条件の単位・学位を目指すのが理想です。この理想は、能力ある大学生が努力すれば十分現実的ですが、万事順調とは限りませんし、個人差もあります。
・実際に留学してみないと具体的なことは分かりません。1年以上の長期目標は、渡航後半年目で一度見直した方が良いでしょう。家族と本人がきちんと話し合って納得した上なら、現実に即してスローダウンすることも必要です。留学は人生のステップのひとつに過ぎません。あまり過大な課題を厳格に要求して、成長途上の若者に挫折感や隠し事を作らせるより、何でも素直に報告・連絡・相談できる関係を築く方が優先でしょう。

==============
誓約書(例)

私は以下の事項を遵守することを誓います。



・私は、XX学位/XX大学単位/語学検定XXXX点を取ることを目標に、20XX年X月X日から20XX年X月X日まで留学します。
・留学費としてXX万円をお借りします。内訳は以下の通りです。家賃と生活費は月ごとに引き出します。まとまった出費や予備費が必要なときは事前に申し出ます。
学費:XX万円(契約済の具体的な額)
旅費:XX万円(購入済の具体的な額)
家賃:XX万円(契約済の具体的な額)
生活費:XX万円xXXヶ月(留学国の物価に即して)
予備費:XX万円
・お借りしたXX万円は、私の就職後の20XX年から20XX年にかけて返却します。ただし、留学目標を優れた成績で達成できた場合、XX%の減免をお願いします。
・私は、留学全期間の海外旅行保険に加入し、その控えを提出します。それと同条件の医療保険・賠償保険に現地加入し控えを再提出しなければ、滞在延期はしません。
・私は、月にXX回、近況を報告・連絡・相談します。
・私は、学期毎に成績表または出席証明書を提出します。加えて、XX年X月X日とXX年X月X日の語学検定XXXXを受験し、証明書控を提出します。
・私は、往復路と宿泊旅行について、航空券E-Ticket控とホテル予約確認メールを事前にメール転送します。
・私は、違法行為、車の運転、危険なスポーツ・行為を行わず、外務省・危険情報の対象地域には原則として立ち入りません。
・現地住所・電話番号、海外旅行保険控、往復路と宿泊旅行のE-Ticket控とホテル予約確認メール、成績表は、大学事務・指導教員にも提出し、定期的に報告・連絡・相談します。
・学校の出席率が悪い場合、目標の達成率が著しく悪い場合、あるいは義務を怠った場合、帰国を命じられても異議はありません。留学計画に変更が必要な時は、事前に相談します。

20XX年X月X日

住所
氏名 印

テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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プロフィール

terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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