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大衆食を食べる - Eating popular food

1. 街のヘソで食べる

初めての街に着いたら、まず陽が明るいうちに繁華街中心地=「街のヘソ」を歩き、現地人で混み合う人気店で飲食することを勧めます。ゆっくり人や街を観察し、雰囲気を掴むことができます。さらに、便意の有無や衛生度によらず、その店で大便してみると、腹が据わります。旅だけでなくフィールドワーク時にも、調査先のトイレを使うのも緊張を解く技術です。

■ホーチミンの屋台飯とスイーツ(氷は危険!)、インドの人気スイーツ
ベトナム ベトナムデザート デリー食堂 デリー・スイーツ

2. 大衆食堂の選び方

食事は文化挑戦の機会と考え、当り外れを覚悟で常に新しい店と皿を試しましょう。地元客で賑わう店に飛び込む方が安く楽しいでしょう。屋台ならば、最初は市場内の屋台など、地元客が頻繁に出入りするものを選びましょう。現地語のみの大衆食堂ならまずボラれることがないはずです。メニューなどなくても、隣の人の食べているものを指差して注文すれば良いのです。その人に笑顔で目を合わせれば、食べ方を教えてくれたりもします。

逆に、ガイドブック推薦の料理店は、英語が通じる観光店に過ぎず、必ずしも地元の人気店ではありません。たとえばインドの場合、『地球の歩き方』はもちろん、Lonely Planetにも、地元民で賑わう駅前・駅内のベジタリアンの格安食堂などは掲載されません。掲載されているのは、メニューが英語であるだけで、金額は地域相場の倍額以上の無国籍な食堂ばかりです。外国人観光客しか立ち寄りませんが、特別に衛生や味が良いわけではありません。他方、食事は1日たった3回なので、McDonald's等のファーストフード等に逃げるのはもったいないでしょう。同じ店で既知の皿を繰り返したりせず、名物料理を片端から試してみるのも一策です。

■ナイロビ、パリ、マニラ、イスタンブールの大学の学生食堂
ナイロビ大学 パリ学食 デラサール学食 ううう

3. 衛生のリスク

屋台で食べなければ「安全」なのは事実ですが、異文化理解のある部分を見逃すかもしれません。一度は下痢をしてみないと、自分の胃袋の限界がどこにあるのか、その国との相性が分からないのも事実です。逆に、屋台のデザートでも下痢しないことが確認できれば、その国での食生活の幅が広がります。ただし、そもそも客で混み合う人気店を選び、回転の低そうな店を避けることはもっとも重要です。また、加熱の十分さや皿の洗い方もチェックしましょう。もっとも重要なのは、風邪、疲労、睡眠不足などで抵抗力が落ちているときに冒険を控える自制心です。言うまでもなく、生水(氷を含む)、生もの(サラダ・デザート等、火の通っていないもの)、貝類を避けるのは基本です。途上国旅行者にはA型肝炎の予防接種は必須です。

私自身は、胃腸は強い方かもしれませんが、A型肝炎や腸チフスなど、20本近い予防注射も打っています。欧米・ロシア・東欧、アジア諸国(タイ、シンガポール、カンボジア、ベトナム、ラオス、インドネシア、マレーシア、香港)や北アフリカ(アルジェリア、モロッコ、チュニジア)では、サラダ、ジュース、デザートを含め、屋台で何を食べても、今のところほとんど下痢をしていません。アフリカ(セネガルやマダガスカル)では、少し緩くなった程度です。他方、インドでは、学生時代にランブル鞭毛中で、帰国後に都立駒込病院伝染病科で隔離病棟に検査入院しています。その後、世界中を歩き胃腸にも自信ができたので、インドで再び大衆食堂や屋台を食べ歩いたところ、やはり強烈無比な下痢をしました。半月間、ポカリスエットとしか飲めず、1時間おきにトイレに行くほどでした。「ウェルカムシャワー」とも呼ばれ、インド旅行者にはつきもののようですが、私もインドだけには敵いません。ただし、私の周囲でも2人ほど、まったく下痢をしなかったインド旅行者がいるので、体質・体力・気力の個人差があるようです。

■マニラの大衆屋台(ビニール袋がけの皿ははじめて)
マニラ屋台 マニラ屋台飯

■エリート記者(+芥川賞小説家・中原賞詩人)ながら残飯や放射能汚染スープ等を世界中で食べて回る迫真ルポ!


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事例: 世界三大サンドイッチの個人的ランキング。
No.1: プノンペンのセントラル・マーケット前の屋台のカンボジア風サンドイッチNum Pang。現地食材をフランスパンで包んだ旧仏領インドシナの名物。ベトナムではバインミーと呼ばれ、ラオスやパリの中華街でも食べられます。しかし、クールボックスで冷やしたコールスローを別添えし、食べる直前に追加させるのが、他店の一枚上を行く細やかな気遣い。フランスパンのカリカリとジューシーな野菜のコントラストが衝撃的な美味さ。
No.2: パリのマレ地区のユダヤ風サンドイッチFalafel。熱々のミニコロッケと野菜とホワイトソースの組み合わせが絶品。冷のNum Pangに対し、熱のFalafelとしてほぼ互角。
No.3: ニューヨークのKat's Deliのパストラミ。パストラミは香辛料でまぶした燻製肉。ユダヤ系のファーストフードは、欧州ならFalafelですが、アメリカではパストラミの方がメジャー。ただし、具材の複雑さや料理としての完成度はNum PangやFalafelには敵わない。

■プノンペンのNum Pang(2007年11月)とナイロビ大学の学食
カンボジア風サンドイッチ いいい

テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

tag : 食事 屋台 下痢

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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