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読書管理のLibraryThingとメディアマーカー - Online Bookshelf

書籍情報・書評を共有するソーシアル・ブック・ネットワークと呼ばれるサービスが2005年頃から成長してきました。海外研究者・留学生にはLibraryThingが一番だというのが私の結論です。国内サービスもAmazon.co.jpとは連動しますが、LibraryThingではさらに、海外図書館OPACで検索した書籍を自分のライブラリーに保存し、各国Amazonの価格や書評や国内地元図書館の貸出コードをリンクさせることができます。とくにメディアマーカーは、書籍情報のみならずCD・DVD・雑貨など、あらゆるAmazon商品の検索結果をWEB上に保存できます。

1.オンライン本棚の比較

1-1.海外サービス
LibraryThing: おそらく世界初で世界最大。AbeBooksが買収。日本語化中。
Shelfari: デザインは優れるが機能はシンプル。Amazonが買収。
Goodreads: 第3のサービスとして成長中。
Googleブック検索: デジタル化書籍対象だが、マイライブラリ機能あり。

1-2.国内サービス
メディアマーカー: 国内サービスでは一番高機能。Amazon.co.jpのブックマークレットは便利。インポート・エクスポート機能は良心的。書籍だけでなく、Amazonの全商品とWEBブックマークを一括管理。
たなぞう: 『本の雑誌』が主催しているため、書評では一目置かれる。
Socialtunes: Amazon.co.jpと連動し、メディアマーカーと似ている。
読書メーター: 読書量グラフなどビジュアルが魅力。
ブクログ: 老舗だが、新興サービスに押され気味か。

2.国際比較: LibraryThing vs メディアマーカー

2-1.機能比較
・和書の書評・情報交換ではメディアマーカーが良い。LibraryThingの日本人ユーザーはまだ少ない。
・洋書の書評・情報交換ではLibraryThingが世界最大。メディアマーカーでは、Amazon.co.jpに漏れるマイナーな洋書や英語以外の言語は対象外。
・メディアマーカーは、CD・DVD・ゲームを含むAmazon.co.jpの全商品とWEBブックマークを一括管理する。LibraryThingは書籍のみ。
・日本語検索にはメディアマーカーが良い。LibraryThingは漢字検索に対応せず工夫が必要。
・メディアマーカーもLibraryThingも、Amazon.co.jpからのブックマークレットによる登録には対応している。LibraryThingはさらに、日米英加仏独のAmazonからのブックマークレット登録と、Amazonのウィッシュリストやリストマニアからの一括登録にも対応している。
・メディアマーカーもLibraryThingも、CSVファイルのImportとOutportに対応する。LibraryThingはさらに、ISBNをカンマや改行で切って並べただけのファイルでも一括登録できる。
・メディアマーカーでの検索はAmazon.co.jpのみだが、LibraryThingは、日米英加仏独のAmazonに加え、世界690の書店・図書館OPACを検索元に使える。
・LibraryThingは、自分のブックリストを図書館OPACとリンクして、蔵書コードを表示できる。リンク先にない図書館OPACでも、自分でリンク追加を試行錯誤できる。
・LibraryThingは、国内最強のメディアマーカーよりさらに機能豊富だが、日本語化は一部のみで、マニュアルの大半は英文。
・LibraryThingでは、ライブラリー全体を公開したら個別の本を非公開にすることができないので、非公開にしたい本がある場合は、別IDを取る必要がある。メディアマーカーは個別の本について公開・非公開を設定できる。

2-2.結論
(1)留学先がLibraryThingの検索元なら、LibraryThingは必須だ便利だろう。図書館OPACの検索結果を保存・整理でき、研究ツールとしてフル活用できる。
(2)海外の専門書、とくに非英書を多用する海外研究者・大学院生には、LibraryThingでの各国Amazon検索や洋書情報・書評は貴重だ。また、LibraryThingが母校or/and留学先の図書館OPACがリンクしていれば、Amazon検索リストと図書館OPACを連動できる。
(3)洋書の使用頻度が低い大学生や社会人は上記の用途でなければ、一般にはメディアマーカーの方が万能で手軽だろう。留学に関連する参考書、CD/DVD、ウェブページ、持ち物等を一括管理できるし、操作が日本語なので機能を隅々まで活用できる。Googleブック検索は、用途が違うので別記。

※以上は2009年6月に書いたが、2010年4月時点でLibrary Thingの重要機能だった「Book Links」が消えてしまった。したがって、一般にはメディアマーカー、大半の院生・研究者にはZotero(無料)、EndNote Web、RefWorksの方を勧める。EndNote WebとRefWorksは本来有料だが、大半の大学図書館の正規利用者ならば、自宅でも海外でも無料で利用できるはずだ。Library Thingに残る長所に書評の共有機能があるが、Kindleの登場とともにAmazonのブックレビューも存在感を増している。

テーマ : Webサービス
ジャンル : コンピュータ

tag : 本棚 図書館 蔵書 書籍 書評 Libraty Thing メディアマーカー Amazon

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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