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空港での過ごし方 - How to use airports

乗り継ぎ便には、直通便にない料金・ルート上のメリットがありますが、空港での滞在時間は長くなりがちです。しかし、トランジットの時間を積極的に活用する方法があります。

1.街に出る

1-1.鉄道駅が直結し30分以内で市内に出られる空港が途上国でも増えています。ドイツ・フランクフルト空港シンガポール・チャンギ空港、ロンドン・ヒースロー空港、イスタンブール・アタチュルク空港、スワンナブーム空港等は典型例です。

1-2.バンコク・スワンナブーム空港では、6時間以上12時間未満の乗り継ぎ時間を活用する国際線向け乗り継ぎ客向け日帰りツアーを用意しています。2010年8月に空港鉄道Airport Rail Linkが開通したため、都心まで30分で行けるようになりました。交通渋滞で有名なバンコクでは画期的な改善です。

1-3.できれば預け荷物は最終目的地まで送り、最低限の替着や洗面道具だけを機内持込するのが、トランジット先で身軽になるコツです。日帰りならば、それも荷物預け所で預けてしまい、レジ袋だけにするのも気軽です。しかし、トランジット先で入国手続きすると、再出国時に空港税の追加支払いを要求されることがあります。また、再搭乗時は、次の航空券があればチェックインは不要ですが、入国審査やセキュリティチェックを受け直す時間的余裕が必要です。搭乗ゲートが意外に遠くシャトルに乗る場合もあります。フランクフルト空港では、出国審査の後、セキュリティエリア内のゲート前にも保安検査があり、長い行列で予想外に待たされたことがあります。
1-4.カンボジア・プノンペン空港やラオスのビエンチャン・ワッタイ空港は、公共交通機関はありませんが、バイクタクシーなら市内まで15分強です。
1-5.他方、パリ・シャルルドゴール空港は、空港周辺には何もなく、都心まで1時間かかります。シャルルドゴール空港に早朝に到着するJAL便がありますが、売店等もすべて閉まっているので、始発列車が動き出すまでただ待つだけです。

2.手紙を書いたりネットをする

海外移動時は、いつも世話になっている家族・親戚や上司・先輩・友人に手紙を書く好機です。
2-1.一般に郵便サービスはセキュリティエリア外にあります。葉書等を投函するなら搭乗手続き前に済ませる必要があります。たとえばプノンペン空港では、建物を一端外に出たところに郵便局やポストがあります。
2-2.しかし、バンコクのスワンナブーム空港は、セキュリティエリア内に郵便局があり、おそらく24時間営業です。単なる乗り継ぎで次の飛行機を待つ間にも、タイの切手を買えば投函できます。
2-3.パリのシャルルドゴール空港やチュニジアのチュニス・カルタゴ空港では、搭乗直前に手紙を投函できます。パリの第一ターミナルでは、セキュリティエリア内のゲート前に投函ポストがあります。同第二ターミナルでは、セキュリティエリア内の売店で絵葉書を買うと、切手も売ってくれて、投函もしてくれます。
2-3.シンガポールのチャンギ空港では、無料でパソコンを使ってインターネットできます。バンコクのスワンナブーム空港では、セキュリティエリア内にインターネットカフェ(有料)があり、印刷もできます。国際空港時代のドンムアン空港では、セキュリティエリア内の郵便局がネットカフェのような業態で、ネットや格安国際電話を有料で使えました。
2-4.大半の空港では、セキュリティエリア内にも有料でインターネットできるパソコンが用意されています。ラップトップを持参していれば、有料の無線LANにつなげられます。使用料はその場でネットからカードで払います。

3.シャワーを浴びる

3-1.長期間、複数便を乗り継ぐフライトでは、中継地の空港でシャワーを浴びると、生き返ります。私は、無料でシャワーを使える場所があれば、何回でも喜んで浴びます。また、シャワーではありませんが、日本の空港のトイレはウォッシュレット導入率が高く、移動途中に鉄道駅のトイレに行くより随分マシです。
3-2.名古屋の中部空港は、屋外デッキから裸で飛行機の発着を見渡せる展望銭湯「風の湯」が有名です。サウナも備えた本格派で、一気にリフレッシュできるので、私はこれを楽しみに着替えを用意します。中継地を選べるなら、常に中部空港を指定したいほどです。
3-3.クレジットカードのゴールドカードを持っていれば、日本の主要空港のクレジットカードラウンジで、シャワーを浴びられます。2008年までは無料でしたが、今は千円です。ゴールドカードを持っていなくても、追加使用料を払えば使えるかもしれません。
3-4.ビジネスクラス乗客やマイレージ上級会員は、航空会社ラウンジで無料でシャワーを使えます(後述)。とくに成田空港のANA/UAは豪華です。他方、関西空港では、ANAラウンジにもカードラウンジにもシャワーがありません。有料のKIX Refresh Cabinのシャワー施設は、JGCやJAL Firstのみ無料のようです。漫画喫茶形式の関空ラウンジのコイン式シャワーは、漫画喫茶で徹夜させられたような暗い気持ちになります。

4.病院や薬局を使う

4-1.体調の良くない人は、機内で悪化させる前に、空港の医務室で最善の処置をしておきましょう。鳥インフルエンザは、機内感染で広がりましたが、他の旅客にも迷惑です。
4-2.日本ではできない予防接種を打てます。パリ・シャルルドゴール空港内の医務室では、腸チフスの予防接種をしたことがあります。セネガル渡航前に、空き時間を利用して計画的に行ったものですが、WHO公認カードに接種証明を書き込んでくれました。バンコク・スワンナブーム空港のコンコース内のクリニックでは、黄熱病やインフルエンザを予防接種できます。ドクターが24時間待機しているので、不足気味の常備薬(アレルギー薬)を処方してもらったこともあります。
4-3.空港内の薬局は、途上国の街中の古ぼけた薬局よりも信頼できます(多分)。常備薬に不足があれば、必ず補充しておきましょう。たとえば、途上国で虫除けやかゆみ止め、マスクの有無は、健康を大きく左右します。
4-4.日本では買えない薬もあります。虫除け薬は、日本ではディート(Deet)成分12%の「虫ペール」が最高峰ですが、マラリアやサンドフライの流行地では、ディート20%以上の虫除けも購入できます。マラリア予防薬も購入可能かもしれません。アジアなら各種タイガーバーム、欧米ならビタミン剤などは、土産品にもなります。
4-5.世界の製薬会社は合併統合して多国籍企業化しているので(日本以外)、海外生活が長かった人なら、どの国でも見慣れたブランドの家庭薬を見つけることができます。たとえば風邪薬ならGlaxoSmithKlein社のActifed、解熱剤ならBayern社のAspirinは、欧米各国はもちろん、タイやカンボジアでも、世界中で購入可能です。

5.寝る

5-1.マイナーな途上国便の場合、深夜着や早朝発も多いでしょう。私も昔は空港内でゴロ寝をしていました。が最近は、乗継のため深夜の空港で4時間以上待機するくらいならば、体調を金で買うつもりで、トランジットホテルで睡眠を取ります。また、機中泊や乗継で睡眠不足になるくらいなら、乗継空港で途中降機してホテルでゆっくり眠るルートを選びます。到着直後に疲れを残すくらいなら、金額には代えられません。
5-2.空港内は真夏の熱帯地でも過剰冷房で冷えます。バンコクなどは、起きているうちは我慢できても、うたた寝をするには風邪を引きそうな寒さです。現地の人が薄着なのに平気そうなのが不思議です。私は季節を問わず、飛行機搭乗時には常に薄手ダウンウェアを持ち込む習慣です。
5-3.バンコクのスワンナブーム空港の場合、空港鉄道Airport Rail Linkで都心まで30分で出れるようになったため、鉄道駅近くの都心のホテルをトランジット時にも活用できるようになりました。空港近くにも無料送迎付きのトランジット・ホテルが多数あります。いずれもAgoda等で1泊数千円です。他方、ノボテル等、1泊数万円のエアポートホテルは必要性が薄れました。また、かつてドンムアン空港が国際空港だった頃、空港近くの格安ホテルに泊まったことがありますが、早朝に出発しないといけないのに、モーニングコールがないどころか、ドライバーが目を覚まさず、遅刻しそうになりました。
5-4.セキュリティ・エリア内のトランジット・ホテルは、出入国手続きなしにすぐに搭乗できます。バンコク・スワンナブーム空港のLouis Tavern Dayroomsやシンガポール・チャンギ空港のAmbassador Transit Hotelなど、1泊8千円近くしましたが、短時間ですぐ寝つけたのでその価値がありました。

6.買い物や両替をする

海外土産の発想転換の「空港で買うもの」も参照。

6-1.両替は、到着直後のセキュリティエリア内にATMや両替商があれば、引き出しておくと良いでしょう。到着口を出るとドライバー等に取り囲まれ、余裕がなくなります。出発時は、必ず出国手続きの前に両替しましょう。途上国通貨は他国では交換できませんし、先進国通貨も交換率が悪くなったりします。ただし、コンゴ民主共和国のルブンバシ空港にはATMは存在しませんでしたし、ザンビアのンドラ空港では2台のATMがすべて壊れていました。
6-2.空港では物価が街中の数倍なので、買い物は街中で済ませるべきです。空港で買うとしたら、品質に保証が欲しい食料品か、免税の酒類・化粧品くらいでしょうか。店によっては、あるだけの現地通貨を使った上で、不足分をカードで払うことも可能ですので、聞いてみましょう。
6-3.カンボジア・プノンペン空港のMonument Books(カンボジア、ラオス、ミャンマーに支店あり)やラオスのビエンチャン・ワッタイ空港の書店は、冊数は多くないものの、市内書店でも見落とした良書が厳選されています。どうせドル価格なので市内でも空港でも一緒です。
6-4.マダガスカルのアンタナナリボ・イヴァト空港やカンボジア・プノンペン空港では、年配者への食料品の土産物だけは、相手に安心を与えるため、空港で英語説明付きのパッケージを買うことがあります。パリ・ドゴール空港でチーズ、ストックホルム空港でサーモン、ソウル・インチョン空港でキムチなど、生モノの真空パックを買ったことがあります。パリの街中で買ったチーズを持ち込んだら、自分で厳重包装をしたつもりでもひどい臭いになりました。
6-5.空港の土産物店は高価ですが、日常品を売るキオスクにも掘出物があります。観光客用のブランド菓子よりも、現地人向けの駄菓子の方が面白いでしょう。また、音楽、ファッション、スポーツ、漫画、ペット等の趣味の雑誌にも、じっくり粘れば発見があります。CDやDVDも市内と価格が変わりません(正規品が前提)。
6-6.関空には100円ショップやユニクロ、中部空港には駄菓子屋の店舗あり、安い日本土産を海外に持参するのには便利です。

ヴェトナム・ハノイ空港の両替カウンター

7.食べる

空港で食事をとる意義は感じません。飛行機内ではブロイラー気分(飽食+運動不足)ですし、街中ではもっと美味しい食事を半額以下で食べられるからです。帰路に空港の食堂で料金表を見ると、夢から覚めたようにガッカリします。そこで私は、たとえ食事時間がなくても、空港に行くまでの路上の屋台で必ず、特産のサンドイッチとジュースを調達します。カンボジアならナム・パン、ベトナムならバイン・ミー・ティット、アルジェリア・モロッコ・チュニジアならケバブ、加えて生マンゴジュースがお気に入りです。ただ、ソウルのインチョン空港は、ソルロンタンが美味だった記憶があります。また、中部国際空港では、地元の名店の味を良心的な値段で食べられます。

8.携帯電話SIMカードを買う

乗継でなくて一定期間滞在する場合、到着直後の空港内で両替とSIMカード購入を済ますのが常道です。近代化された空港では、到着口近くに携帯電話カウンターが設置されていることが多く、SIMフリー携帯さえ持参していればすぐに現地SIMカードを挿入して通話できます。現地の友人や取引先と頻繁に連絡を取る場合、日本の携帯の海外ローミングを使っていると高価ですし、先方にも迷惑です。SIMフリー携帯入門参照。

9.ラウンジを使う

9-1.世界一周や複雑な周遊ルート、途上国便など、乗り継ぎが多く待ち時間が長い場合、ラウンジを使えると助かります。他方、利用頻度が低く、目的地との間を単純往復するだけなら、ラウンジはまったく必要ないでしょう。無駄に早く空港に着く理由がありませんし、時間があるときはカフェや食堂を使う方が安くつきます。
9-2.ビジネスクラスやファーストクラスのチケットまたはマイレージ上級会員カードを持っていれば航空会社ラウンジ、クレジットカードのゴールドカードを持っていれば国内空港と少数の海外空港でカードラウンジが使えます。
9-3.マイレージ上級会員になるには、年に世界2-3周くらいの搭乗実績が必要です。また、クレジットカードのうち、プライオリティパスが付帯しているプラチナカード(ゴールドカードの上)を持っていれば、マイレージ上級会員でなくても一部の航空会社ラウンジが使えます。楽天プレミアムカードが格安なようです。
9-4.ラウンジの第1の利点は、個人的にはシャワーだと思います。成田空港のレッドカーペットクラブでは、洗面道具セットをくれます。
9-5.第2の利点はインターネットです。出張時は仕事をやり残したまま飛び立つこともありますが、ラウンジではネットカフェや図書館にいるように、資料を広げて本格的に仕事できます。無線LANは原則無料ですし(フランクフルトのセナターラウンジだけは有料)、スワンナブーム空港のロイヤルシルクラウンジのようにパソコンを用意するところもあります。プノンペンのようにパソコン環境が不十分な空港でも、ラウンジ内ではネット接続に問題がありません。国内のANAラウンジではプリンタも使えます。ただし、最近の先進国では、ラウンジでなくても、有料ならば無線LANやパソコンを使えるようになってきました。
9-6.第3の利点は仮眠室です。空港内では仮眠に適した椅子はありませんし、荷物や貴重品の管理が気になります。が、ラウンジ内では快適に安心して仮眠できます。ただし、スワンナブーム空港のロイヤルシルク等は、24hには閉まるので、トランジットホテルへ移る必要があります。
9-7.第4の利点は軽食です。フランクフルト空港のセナターラウンジでは、ハム・チーズ各種、サラダ、スープ、フルーツヨーグルト、ケーキの他、ミートローフが逸品です。イスタンブール空港のトルコ航空ラウンジも、食事とサービスがホテル並です。スワンナブーム空港のロイヤルシルクやチャンギ空港のシルバークリスラウンジ、プノンペン空港ラウンジ等では、マンゴ等の装飾カットされたフルーツが美味です。ただし、よほど空腹でない限り、実際に口にするのは、淹れたてのコーヒーやビール、ジュース、フルーツ等でしょうか。
9-7.第5の利点は受付機能です。フライトの変更・事故時には、受付のモニターで最新情報をチェックできます。空港外で投函を忘れた切手付の葉書なども、依頼すれば投函してくれます。プノンペン空港では、搭乗時間になると呼びに来てくれます。成田空港のレッドカーペットクラブでは、一部地域に無料で国際電話できます。とくに飛行機が遅延したときは心強いです。
・・・ラウンジは、コストに見合う利点があるとは限らず、決して万人向けではありませんが、利用便数が多い人にはそれなりに使う機会があるはずです。

テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

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No title

関空は、JALのラウンジでシャワーを使えましたが。
無線LANもラウンジに入らなくても、無料ですから便利な空港ですよ。マスコミの報道とは違って。

関空

コメントをありがとうございます。関空のサクララウンジのシャワーと空港内の無料無線LANは初耳でした。私自身は、中部空港の銭湯と成田空港のUAラウンジ、スワンナブーム空港(保安区域内)の郵便局が好きです。
プロフィール

terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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