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語学の検定試験

1. 海外にまったく関心がなくても、TOEIC730を取るまで英語だけは勉強しておくべきだ。大学生の平均TOEICスコアは430-550程度と言われる。しかし、一流企業の多くは目標スコアを設定している。以下は『宝島』2003年9月号の古いデータだが、現在ではさらに導入企業も増え、社内公用語を英語にする日本企業も現れた。楽天は英語を話せない執行役員を首にすると宣言し、ユニクロは幹部会議や書類を英語化し、全社員にTOEIC700を求めている。

TOEIC600: 全日空管理職、日商岩井(現双日)課長代理、丸紅昇格、日本IBM課長、日立製作所総合職、富士通全社員、沖電気全社員、トヨタ係長
TOEIC650: 日立製作所総合職
TOEIC730: 日本IBM次長、日立製作所課長、伊藤忠商事4年目、三菱商事新入社員
TOEIC800: 日立製作所幹部候補

2.大学生の交換留学ですらTOEFL-iBT80=TOEIC730が足切り点なので、ビジネスマンの海外駐在や国際業務にTOEIC730を要求されるのは当然だ。いや、足切り点ギリギリでは、留学先で現地学生に太刀打ちできず落ちこぼれているので、本当はTOEIC900以上欲しい。しかし、ここで注意すべき点は、国際業務に関係ない人でも昇進するにはTOEIC600-800が期待されていることだ。どんなに国内業務で優秀でも、英語でトップ交渉ができなくては企業幹部は務まらないということだろう。

3. 語学スコアは、必要に迫られて受験するのでは遅すぎる。人生は何が起こるか分からない。TOEIC730は様々な足切りに使われる標準スコアだが、これだけがネックになって、せっかくの有望なチャンスを逃す悔しいケースをいくつも、本当に何回も見てきた。大学生平均のTOEIC430-550から実用水準のTOEIC730に上げるには、1年以上の本格的準備と複数回の受験が不可欠だ。大学生ならば、留学に関心がなくても1年次から1年に1回は受験し、弱点克服を意識しながら週2-3回の英語履修を続け、3年次冬の就職活動までにTOEIC730以上を取得するべきだ。日本企業でも、就職活動のエントリーシートには語学力記入欄があるし、入社前にTOEICを受験させることも多い。国際業務・海外駐在・社費留学にはTOEIC730が必要条件で、これを満たさなければ出発点に立てない。TOEIC730は、大学入学資格のTOEFL-iBT80とほぼ同等なので、留学の学生も海外駐在の会社員も、やるべきことは変わらない。非英語の場合も、大学入学資格を目指すと、大学院留学はもちろん、国際業務・海外駐在の道が開ける。

4. TOEIC(6,615円)は企業の就職・昇進でも採用される汎用性が長所。団体受験のTOEFL-IP(4,120円)では、Official Score Certificateは発行されないが、安くて結果が早いので、Score Reportで今後の勉強の目安にするには良い。なお、TOEIC500=TOEFL-iBT52、TOEIC590=TOEFL61、TOEIC645=TOEFL68、TOEIC730=TOEFL80と言われるが、TOEFLの方が低く出る傾向があるので、別途準備が必要。

5. TOEFL-iBT(170-195ドル)は、海外大学受験・交換留学・大学院等に必須。英国ならIELTS。Speaking等のため、日本人の場合はTOEICより点数が低くでる傾向があるが、TOEICでは入学資格にならない。申込は1週間前まで、結果は3週間後。毎週受験できるが、料金は高額。留学を希望するなら、1.5-2年前には準備を開始し、渡航の1年前までに複数回受験し、TOEFL-iBT81以上を取得するべきだ。米国交換留学や留学奨学金を思いついても、スコアがないと申請資格がない。大学生の平均スコアはTOEFL-iBT50前後なので、弱点克服を意識した問題練習や語学学校など、計画的な準備が必要。週2-3回の英語履修で必死に1年準備すれば、20-30点のアップも可能だ。が、半年間で20-30点のアップは非現実的で、3ヶ月以上の海外語学研修をするのがほぼ唯一の挽回策かと思う。

6. TOEFL-ITP(4,000円)は、料金が安く結果が早いが、TOEFL-iBTとは形式も異なりスコアとしても意味がないので、もはや勧めない。大学1-2年で強制的にTOEFL-ITPを受験させることもあるが、平均点は450前後と聞く。しかし、実用水準のTOEIC730はTOEFL-ITP550相当なので、TEOFL-ITPで500を切る人は、「問題形式に慣れていない」等の弁解に甘んじず、危機感を持つべきだ。大学受験以上の集中力を持って、意識的に英語を学習するべきだ。そして、TOEFL-iBTかTOEICのいずれかを再受験し、TOEFL-iBT80かTOEIC730を目指すべきだと思う。TOEFL-ITP450=TOEFL-iBT46、ITP500=iBT60、ITP520=iBT68、ITP550=iBT80が目安とされる。

7. 英検STEPは、準1級がTOEFL-iBT80/TOEFL-ITP550/TOEIC730と同水準と言われるが、海外で通用しない。1級以外は、アピールもしないので、一般にはTOEICの方が良いと思う。

8.国連英検は、英検1級が国連英検A級相当だと言われる。日本でしか通用しないが、有効期限はない。国連英検特A級は、国連採用での英語試験が免除される国内最高峰の資格で、すでに国際業務をする人やTOEIC/TOEFLで高得点を持つ人の力試しには良いかもしれない。

9. 通訳案内士は、政府(観光庁長官)が実施する唯一の語学資格。年に1度しか受験機会がなく、語学力に加えて、日本史・日本地理・一般常識が必要。英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語がある。英検1級合格者は英語試験が免除される。語学水準そのものは現地大学の入学資格より低く、これだけで飯が食えるとは思えないが、有効期限がない。

10. 第2外国語も、まったく無にするのではなく、検定試験の最低の級で良いので、形に残しておくことを強く勧める。海外では通用せず、初級程度では仕事でも実用にはならないが、将来のステップになる。仏検独検西検伊検露検ハングル検中検などがある。

11.第2外国語の中級者は、留学時の目標として、英語のTOEFL-iBT80/TOEIC730に相当する現地政府公認資格を目指すべきだ。日本限定のXX検定より値が張るが、国際的に通用する。半年から1年留学しないと難しいだろうが、現地大学入学資格を取れれば、海外駐在にも必要十分な語学力証明になる。仏語ならばDELF/DALFTEF、独語ならばZD/ZMP、西語ならばDELE、イタリア語ならばPLIDA、ロシア語ならばТРКИ(テエルカイ)、韓国語ならば韓検(TOPIK)/KLPT/Basic KLPTKLT、中国語ならばHSK六級など。

テーマ : 外国語学習
ジャンル : 学校・教育

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Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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