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留学先で落ちこぼれた!

1.語学クラスの変更
・語学研修で授業が分からない場合、早めかつ率直に教員または学校事務に申し出て、クラスを変更するべきです。クラスメートが変わってしまうことは仕方ありません。
・日本人はペーパーテストで実力以上のクラスにクラス分けされてしまいがちですが、上達には逆効果です。口達者なクラスメートに圧倒されて黙り込むより、「やや易しい」と感じるクラスでたくさん話すのが、上達の秘訣です。また、クラスの雰囲気や成果は、教員の性格・能力・相性で大きく変わります。

現地人と競争できる語学力留学先で成績を上げるは別記しました。

2.語学・基礎固めへのシフト
・初めての交換留学・大学院留学で専門講義が分からない場合、語学に依存しない基礎科目や数学系科目を選ぶと同時に、語学と学習法の習得に焦点をシフトさせるべきです。何も分からないまま、無理に専門科目に出席だけ続けても、状況は改善しません。
・とくに論文執筆力は、慣れだけでは身に付かず、論文作法や慣用句・語彙を暗記し、他人の添削や真似を通して悪い癖を直す必要があります。日本の大学教員や博士院生には語学を馬鹿にする伝統がありますが、基礎をきちんと訓練しないと、短期的にどうにか誤魔化せたとしても、長期的にいずれ壁に突き当たります。
・初めは無理に専門研究で背伸びせず、思い切ってアフターファイブや長期休暇中に語学学校に通うのも、急がば回れです。

3.落ちこぼれの開き直り
・海外で初めて専門授業を受ける場合、苦労するのは想定の範囲内です。TOEFL-iBT80は必要最低限の語学力に過ぎないので、入学資格のギリギリまたはそれ以下で留学した場合、語学力はクラスの最低水準でしょう。逆に言えば、入学は目的でなく出発点に過ぎないので、逆境を覚悟できなければ、大学交換留学や大学院留学を選ぶべきではありません。大切なことは3点あります。
・第一に、恥や外聞を捨てた開き直りです。留学生は外国語を得意にしてきた優等生が多いはずですが、そのプライドは現地人の間では無意味です。子供のような言葉しか使えなければ、子供並に無能扱いをされても文句は言えません。ゼロから出発する、ハングリーな意識転換が必要です。
・第二に、集中力を持続させる忍耐力です。外国語の講義や議論では、「もう分からない」と諦めて気を抜くと、途端に言葉が脳みその表面を滑り始め、今まで分かっていた話も頭に入らなくなります。多少分からない部分があっても、話に食いつき、論理にしがみつき、ノートを取る努力を持続するべきです。
・第三に、コミュニケーション力です。留学初期はまず現地人の優等生を真似し、その水準・作法に追いつく必要があります。教員の話が分からなければ質問に行き、ノートが取れなければ級友にコピーを頼み、レポートに不安があれば添削してもらい、グループワークでもフォローしてもらいます。そのときに必要なのは、何が何でもこの単位を取るという意志と、周囲にサポートしてもらえるだけの普段からの人望です。言葉もなくうつむいているだけでは、何も動きません。

4.地道な積み重ね
・最初の3-6ヶ月が辛いのは、誰もが通ってきた道で、自分一人だけのことではありません。そのときこそ、地道な努力が必要な正念場です。
・自分の実力に見合ったクラス・講義を決めたら、出席・予習・復習をしっかりやりましょう。
・専門講義の場合、講義ノートを取るにせよ、レポートを書くにせよ、諦めて手を抜き始めたら底なし沼です。あらゆる手段を惜しまず、集中力を奮って食いつきましょう。
・毎日、テレビ・ラジオニュースを見て、新聞を読み、外国語で日記をつける習慣をつけましょう。こういう基本的な反復訓練を疎かにしないことが、長期的な明暗を分けます。
・非日本人のパーティーや集まりにはマメに顔を出しましょう。「君はどう?」「日本ではどう?」などと常に聞いてくれるわけもなく、会話に参加できず孤独感を感じることは避けられませんが、覚悟を決め笑顔で参加し続けることが交友を広げます。
・「米国人の英語なら分かるが、外国人の発音は分からない」とアクセントのきついクラスメートとの交流を避けるのは間違っています。むしろ口下手同士で会話機会を増やした方が、英語力は向上します。

5.落ちこぼれからの脱出
・語学学習の初級段階では、似た言語体系を母語とする人が有利なのは、当然です。しかし、上級段階では、母語が似ていると、逆に先入観が邪魔をして、発音や文法の癖が直らないこともよくあります。長期的には恐れるに足りません。
・専門研究でも、語学スキルの差でアウトプットの評価が20-30%は左右されることが否定できません。しかし、同じ大学生の知的能力には大きな差はありません。留学当初は、バンバン積極的に発言したり、長文のレポートを書く同級生に圧倒されたかもしれません。が、語学が上達すると、その内容がいかに下らないものだったかに気付くでしょう。
・日本においてトップ20の一流大学に所属する大学生は、実は全国758大学の中では超エリートで、同級生の母校での位置づけよりも格上である可能性すらあります。実際、企業が学内説明会に押し寄せ、多くの学生が卒業半年前に内定を取ったりするのは、欧米では世界トップ20のMBAくらいです。所属大学によらず、日本の大学で頑張ってきた人は、海外大学でも専門知識と勉強習慣を活用できます。日本人大学生は自信を持つべきです。
・真剣かつ必死に集中語学研修をした場合、早ければ3ヶ月目で飛躍的な成長を迎える瞬間が来ます。語学研修に集中できず、専門科目を学習した場合、語学上達そのものは遅れて6ヶ月目以後になるかもしれませんが、やはり開眼の瞬間が必ずあります。

テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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