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先進国留学のすすめ

■先進国留学のメリット
 第1に、生活上のハードルが低いことです。生活環境の快適さは日本と大差ないでしょう。大学内でも、非英語圏の教育言語が英語に統一されつつあります。英語だけで取得できる学位が急増中で、北欧やドイツでは現地語を話せなくても生活できます。学費免除や奨学金の機会もあります。

 第2に、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語等は、先進国と途上国をつなぐ共通語でもあります。これらの言語を知っていれば、新聞・雑誌・テレビでの論談や、文学・演劇・オペラなどの芸術を楽しみ、大学院水準の研究をも極められる一方、中南米・アフリカ・中央アジアでの工場・鉱山の現場や国際援助でも役立ちます。

 第3に、大学院教育の充実です。とくに学位を目指す場合、十分な語学スコアと学費を準備してから、大学ランキング上位校を目指すことを勧めます。学部生でも、もし将来的に海外大学院を考えているならば、先進国での厳しい競争を経験しておくことは有用です。

 先進国の「有名校」は、教育体系も優れていますが、国際的な人脈作りにも役立ちます。その学位は国際規格にパスしたという「品質保証」にもなります。多国籍企業・国際機関にも学歴主義があり、IMFのエコノミストが米国トップ10校の出身者でほぼ独占されることは有名な話です。日本の企業社会でも、素人にピンと来ない「無名校」の学位は評価できません。

■先進国留学の注意点
 第1に、語学と費用のハードルが高いことです。学部生の場合、交換留学でも専門的な勉強はできないので、実は留学先を選びません。が、先進国では課題に追われ競争に委縮する人もいます。逆に途上国で居場所を見つけ、伸び伸びブレイクする大器晩成型もいます。語学研修の場合も、TOEIC600点を800点に上げる費用は、アメリカとフィリピンでは2-3倍違うでしょう。

 第2に、本人が意識的に目配りしないと、途上国への耐性がつかないことです。実際のビジネスの現場は途上国の方が多いはずですが、年を取ってから第2のカルチャーショックを経験するのは、楽ではありません。

 第3に、欧州語の地盤沈下です。実際、言語人口を見ると、ドイツ語(1.3億人)を頂点に、スウェーデン語は東京都民、フィンランド語は北海道民程度の言語人口しかおらず、少子高齢化が深刻です。江戸時代の洋学の窓口だったオランダ語は、現代オランダの大学院ではほぼ放棄され、全講義が英語で教えられるようになりました。

もちろん、各国固有の文化・歴史・生活を理解する意味はもちろん減じません。しかし、あえて極言すれば、先端科学技術を学ぶ共通語としては、欧州言語は歴史的役割をほぼ終えたと言えるかもしれません。ちなみに、日本語も同じ運命です。日本の理工学教育でも第二外国語教育を減らし、教科書も論文執筆も英語化に舵を切りました。

テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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