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海外で銀行口座を開設する - Opening a bank account

・半年以下の短期滞在や途上国留学で、かつ、クレジットカードにキャッシング枠がついている場合、手続きも海外送金手数料も必要な海外銀行口座は不要で、日本のクレジットカードと国際キャッシュカードで十分だと思う。旅・留学・出張の持ち物-海外でのカード・お金・保険国際派のクレジットカード選びで、クレジットカードとして、JAL naviカードTUO VISAカード三井住友クラシックカードA/アミティエカードシティカード楽天カード等、国際キャッシュカードとして、新生銀行パワーフレックスCitibank銀行バンキングカードCitibank銀行外貨キャッシュカード楽天銀行デビットカードソニー銀行MONEYKitグローバル等を紹介した。
・他方、学生用クレジットカードのキャッシング枠は5万円以下だが、さらに2010年の改正貸金業法で、キャッシングには収入証明書類の提出が必要になった。親にキャッシング枠付のクレジットカードの家族カードを別途作ってもらえない限り、学生用クレジットカードはほぼ支払い専用で、キャッシングには期待できない。その場合、国際キャッシュカードだけで現金を引き出すことになるため、紛失・盗難時の予備に10-20万円程度のトラベラーズチェック(T/C)を持参するか、現地銀行に口座を作る方が良い。用意するT/Cの金額は、国際キャッシュカードの再発行までの半月強の生活費+αだ。大金を現金で持ち続けることは、盗難の危険が高いため勧めない。
・また、半年以上の先進国留学や海外駐在など、100万円以上引き出すならば、現地銀行に口座を開き、日本の銀行口座から入金(海外送金)した方が得策だ。新生銀行カードで100万引きだせば、為替手数料4%は4万円に達するからだ。現地口座のクレジット&デビット機能付キャッシュカードは、海外生活のメインカードになる。フランス等ならば小切手帳も発行する。一現地居住者の証明書が必要な国・銀行では、旅行者は口座を開けない。

・現地銀行口座開設の長所と留意点は以下の通り。

1.ATM手数料がからない
・・・手数料が無料だからこそ、欧米人は現金を50ドル相当以下しか持ち歩かず、1ブロックに1つずつある24時間無料のATMで随時引き出す。しかし、口座・カード維持費が必要だし、海外送金に約4千円、受け取りにも10-25ドルの手数料がかかる。20万円以下の海外送金手数料は、日本のカードのATM手数料より高くつく可能性がある。
・・・他方、語学問題でトラブルを起こしそうなら、日本のカードで1-4%の手数料を払い続けても良い。VISAカードが一番だが、学生には新生か楽天、社会人にはシティバンクが無難だろう。米国在住で年2,800ドル以上引き出すなら、ソニー銀行MONEYKitグローバルは、ATM手数料が安く、デビットカード(手数料0.75%)にも使える。手数料の順で並べると以下の通りだ。
(1)HSBC普通&外貨(為替手数料1%+預金残高1千万円)、VISAカード(月利1.5%)、SONY MONEYKitグローバル(2100円/6ヶ月+為替0.25%+ATM1.25ドル)
(2)シティバンク外貨(為替1%+ATM2ドル+預金残高50万円)、楽天銀行(為替2.94%)
(3)シティバンク普通(為替3%+ATM210円+預金残高50万円)、新生銀行パワーフレックス(為替4%)

2.少額の買い物に手数料無料のデビットカードを使える
・・・欧米人はスーパーマーケットでガム1つ買うのも、デビットなら手数料無料なので、カードで払う。しかし、日本のVISAカードでもキャッシュレスで買い物できる(手数料1.63%)。ソニー銀行ならばデビッドも使える(手数料0.75%)。

3.小切手帳を発行できる
・・・フランス等では、ちょっとした会費や購入費を郵送で払うとき、小切手を封筒に入れて送る。また、学生寮で鍵や備品を借りたりするときのデポジットは、小切手で払い、使用済になったら破る。しかし、少なくとも買物や遠隔取引は、カードやPayPal等に取って代わられつつある。

4.カード紛失・盗難・トラブルに現地対応できる
・・・クレジットカードのキャッシング枠が0-5万円の学生の場合、日本の銀行の国際キャッシュカードだけが頼みの綱になり、カード紛失・盗難時には立ち往生する。シティバンクの場合、再発行カードは日本から海外住所に、新生銀行の場合は一端国内代理人に郵送されるため、いずれも時間がかかる。他方、現地に銀行口座を持つ場合、カード紛失等のトラブルや諸手続きは、口座を持つ支店に直接行けば早い。その意味で、足を運びやすく外国人に慣れている(辛抱強く英語を話す)支店を選ぶべきだ。学生ならば大学内に支店やATMを持つメジャー銀行が良いだろうが、社会人ならばCitibankやHSBCなど、世界中で外国人を相手にほぼ同じサービスを提供する多国籍銀行も良いかもしれない。ただ、英語にせよ現地語にせよ、語学力は必要だ。

5.現地での給与等の振込先になる。余った現金やT/Cも入金できる。
・・・しかし、現地収入のない短期留学ではあまり関係ないかもしれない。日本で給与・奨学金を受け取る場合、むしろ日本の銀行口座で一元管理し、海外では国際キャッシュカードで引き出す方が便利。

6.帰国後も維持できれば、外貨預金口座として活用できる。
・・・専門的な知識と特別な情熱があるならば、海外の銀行・証券口座にも希少価値があるかもしれない。とくにBRICsやNext11と言われる新興国の証券口座は珍しい。
・・・しかし、留学生ならば帰国時に閉鎖すべきだと思う。仕事で頻繁に再渡航したり、帰国後も口座のチェックを欠かさないのでない限り、口座維持費や手間に見合わない。たとえば米国Citibankは、最低預金残高が25,000ドルない非居住者からは、月額50ドルの口座手数料を取る。放置すると口座が凍結されるし、手数料の天引き等で赤字が出ると、ブラックリストに載って再渡航時の口座再開に支障が出る。
・・・外貨預金ならば、普段遣いでよく眼の届く国内銀行の方が無難だ。たとえばソニー銀行は、為替コスト(ドル・ユーロなら片道25銭)や利子も悪くない。MONEYKitグローバルでは、年4200円のサービス手数料とATM手数料を払うなら、米国ATMからドルのまま引き出したり、デビットが使える。シティバンク(最低50万円)の外貨預金も、入金時の為替コストが非常に高いが(片道1円)、ドル預金なら米国内でドルで引き出せるし(ATM手数料1%)、ユーロ預金ならユーロのトラベラーズチェックに交換できる(発行手数料1%)。ちなみに国内口座でも、外貨預金は日本の預金保険制度の保護対象外だ。
・・・他方、非居住者に海外投資サービスを提供する銀行は、居住者用の銀行とは別に存在する。たとえば、HSBC(香港上海銀行)グループHSBC Hong KongHSBC SingaporeHSBC InternationalCitibankグループCitibank Hong KongCitibank International Personal Bank Singapore(日本語)、Citi International Personal Bank、東京三菱UFJ銀行系のUnion Bank (California)(日本語)とCaisse d'Epargne Ile-de-France (Paris)、そしてBank of Hawaii(日本語)等だ。

テーマ : 銀行口座開設
ジャンル : ファイナンス

tag : 海外銀行口座 海外ATM 小切手

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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