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海外留学を考える5つのポイント

海外留学を検討するには、目的、言語、時期、手段、場所の5点が大切です。

(1)目的: ・異文化体験か、語学習得か、単位・学位取得か?
       ・将来、国際的な仕事や大学院進学をしたいのか?
       ・資格準備等でなく、今留学することが本当に必要か?

(2)言語: ・英語圏か? 非英語圏か?
       ・英語なら、TOEFL-iBT80/TOEIC730のスコアがあるか?
       ・非英語なら、語学力の基礎はあるか?
       ・帰国後、留学成果をどのように活かすつもりか?

(3)時期: ・2-3ヶ月か、半年間か、1年間か、それ以上か?
       ・学生なら、留年するつもりがあるか?
       ・大学生なら、就職活動期(3-4年生の春休み)と重ならないか?

(4)手段: ・私費留学か、大学間交換留学か、奨学金留学か?
       ・ボランティア・インターンシップ・ワーキングホリデーは?
       ・自分の貯金や家族の資金援助はあるか?
       ・奨学金試験に落ちたら留学自体を諦めるか?

(5)場所: ・どの国・都市に関心があるのか?
       ・穏やかな学習を優先するのか?
       ・人と情報の集まる都市環境を重視するのか?
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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

tag : 語学 学位 英語 就職 奨学金 交換留学 ボランティア インターンシップ

語学研修の勧め - Language Courses

語学初中級者の留学は、語学研修から始まると思います。大学交換留学、大学院留学、海外駐在など、次のステップの基礎になり、遠回りのようでいて近道です。海外語学学校の選択留学国の選択は別記。

語学研修には以下のメリットがあります。
・能力と目的意識のある若者が、日本語を話さず本気で3ヶ月以上集中すれば、半年から1年で大学入学資格に到達できる。TOEIC700/TOEFL-iBT70/TOEFL-ITP500以下などの初級水準から、交換留学・学位留学・海外駐在が可能な上級水準に短期間で語学力を伸ばすには、海外現地での語学研修が最も効率的。
・日本での学歴や外国人との交友経験を過信し語学研修を馬鹿にしたり、非英語圏での生活で英語だけに頼るのは間違っている。大学院卒や一流企業社員の専門知識や英語力があっても現地語学力は不可欠。逆に、外国人の交友で会話に不自由しないと自分では思っていても、現地人と対等に競争する力(とくに文章力)を身につけるのには、体系的で正確な語学の習得が必須。
・大学生が1年間留学するなら、語学研修で休学するのも、交換留学でも留年するのも、卒業年は一緒。途上国に留学するなら、交換留学で日本に学費を払い留学先学費を相殺するより、日本での学費を払わず留学先学費に回した方が得。
・大学語学講座より私立語学学校の方が、20人以下の少人数で週20時間以上の集中会話トレーニングができる。また、自分なりの問題関心で、自由に留学国・都市を選べ、旅行等の自由度も高い。たとえば、スペイン語・アラビア語研修は交換留学では困難。

語学研修のデメリットは以下の通りです。
・交換留学や学位留学に比べ、クラスメートの質が悪い。受験や就職に失敗した人が逃避に来ていたり、金持ちの子弟が目標を持たず観光気分で来ていたりする。短期間で学生の入れ替わりが激しいと友達もできにくい。
・3ヶ月未満の語学研修は、ほぼ効果がなく時間と費用の無駄。目標(TOEIC730/TOEFL-iBT81や大学入試資格)を立てて、それを計画的に1年以内に実現することが必須。そもそも、海外駐在や海外学位などの将来設計がない人は、語学研修の必要がない。大学生なら部活に集中したり、社会人なら国内で資格等を取るという方が生産的かもしれない。
・大学生の交換留学と比べ、出身大学から選抜されたという名誉や、留学先大学の権威はない。学生寮もないことが多い。米国などへの交換留学の場合、日本の学費で高額な米国学費を相互免除してもらえると得。
・交換留学や学位留学と異なり、専門的な勉強はできない(Foundation CourseやSummer Courseを除く)。大学の専門単位にも加算されない。
・私立学校には信頼できないプログラムがある。とくに夏休みだけ、毎週入学できる、観光都市に立地する、週20時間以下、1クラス20人以上、教員に経験がない、事務が非効率なものは、要注意。
・留学斡旋業者に委託すると、日本人が集中するプログラムが多く、円換算の学費には手数料が加算される。そのため、自分で資料を集め申請書を書いて、現地通貨で支払うべきだが、その場合、手続きは自己責任。
・語学研修は奨学金を給与される対象にはほとんどならない。日本学生支援機構の月8万円(給付)の留学生交流支援制度(短期派遣)や月3-12万円(有利子貸与)の第二種奨学金(短期留学)には申請できない(有利子貸与の国内第二種奨学金には申請できる)。

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なお、語学研修は前述のように、1-2ヶ月では効果がなく、3ヶ月目から成果が出始めます。逆に、一定の才能がある若者が真剣に努力すれば、英語なら半年、非英語でも1年で大学入学水準に到達できることは、多数の実例で証明済です。したがって、一流大の学部生ならば、3ヶ月以上1年以内に大学入学資格相当(英語ならTOEIC720/TOEFL-iBT80)を取得するという目標を自分に課すべきです。とくに子供を留学させる両親は、5ヶ月目と10ヶ月目でTOEICを受験させ、それぞれTOEIC600/700を達成できなければ仕送りを打ち切るなど、ケジメをつけるべきでしょう。それ以下の日常会話程度なら、国内でも習得可能ですし、仕事の役にも立ちません。ダラダラと初中級語学だけを勉強しても時間と金の無駄なので、他の勉強をした方が実用的でしょう。

奨学金は、大学院での学位・単位取得など、社会的価値のあるものを対象とするため、初心者の語学研修は対象外です。しかし、外国政府奨学金やロータリー財団国際親善奨学金など、例外もありますし、国の教育ローン等、貸与もあります(別記)。詳細は海外留学奨学金パンフレットの奨学金リストも見ましょう。

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留学先には以下の選択肢を思いつきます。個人的に良いかもしれないと思ったものに星★をつけ、解説を加えました。が、かなり偏った意見なので、自分で色々調べてみて下さい。

1.英語研修:アメリカ・カナダ、イギリス・アイルランド・マルタ島、オーストラリア・ニュージーランド
・ハイコスト・ローリスク。将来的に交換留学・大学院留学をするためにTOEFL/GRE/G-MATのスコアが必要で、金銭的余裕さえあるなら、欧米先進国で語学習得に集中した方が学習効率が良い。米大陸の方が欧州よりも、国民性が明るく開放的。物価は日本より高い。カナダ・ニュージーランド・アイルランドは安めか。★オーストラリア・ニュージーランドは日本の冬が夏で暖かい。我々の仲間も、マルタ島(地中海)をのぞき、前例多数。

2.英語研修:シンガポール・香港
・ミドルコスト・ローリスク。英語研修費は先進国より少しだけ安く、カリキュラムは堅実。日本人が多い。シンガポールは日本以上の未来都市で、物価・治安・医療・衛生は先進国並。何を食べても美味で下痢しない。冬も海水浴でき、マレーシア・インドネシアへの起点になる。我々の仲間もシンガポールには前例多数。

3.英語研修:★フィリピン
・ローコスト・ミドルリスク。N-11の成長国。英語研修と適度な途上国経験を同時に体験できる。英語研修費は英米豪よりかなり安いが、カリキュラムは堅実。冬でも暖かな気候で海水浴もできる。危険地域もあるが、セブ島は比較的安全。国民性が明るく、友達を作りやすい。韓国人が多いが、日本人はまだ少ない。冬も海水浴できる。我々の仲間もセブ島に前例多数。

4.英語研修:英語圏途上国
・ローコスト・ハイリスク。英語研修と「濃い」途上国経験を同時に体験できる。インドでは、ヒンディ語圏の★デリー、ベンガル語圏の★コルコタは、BRICsの成長国でもあり、現地語学習を並行する価値がある。クアランプール(マレーシア)、デリー(インド)、ケープタウン(南アフリカ)で英語研修した仲間がいるが、前2者はカリキュラムについて調査が必要だ。南アフリカやナイジェリアは、たとえN-11での成長国でも治安上まったく勧めないが、他の★英語圏アフリカは開拓の価値がある。

5.大学教養講座:英語上級者向け:ハイコスト・ローリスク。
・TOEIC730/TOEFL-iBT80以上の英語力と潤沢な資金を持っていれば、キャリアとして一番理想的。交換留学に匹敵する。

5-1.Foundation Course
★英国・豪州のFoundation Course(大学進学準備課程)では、英語と教養科目を勉強できる。正規大学生に準じた身分で学生寮・学食や図書館も使え、学費とTOEFLさえ許せばもっとも理想的。ロンドン大、エクセター大等、英国大学のFoundation Courseでは、50万円以上/学期の授業料とTOEFL-iBT45-60以上、豪州大学のFoundation Courseは85-120万円/年とTOEFL-iBT70以上が必要。その条件さえ許せばもっとも理想的。

5-2.Summer School
・ハーバード大、ニューヨーク大、ロンドン大等、米英の主要大学のSummer Schoolでは専門科目も勉強できて、日本の大学でも単位認定の可能性がある。しかし、授業料は50万円以上/学期かかり、TOEFL-iBTは70-80以上必要。また、開講期間は日本の大学の夏休みと合わないため、日本の大学生は前期の一部を犠牲にする必要がある。

6.中国語研修

英語以外の世界共通語(中国語、西語、露語、アラビア語)の中で日本人にとって一番実用性が高い。中国・台湾と華僑・華人経済圏(東南アジア全域)の将来性は疑いえない。欧米豪の多国籍企業や一流大学院はもちろん、アフリカの鉱業地域でも、中国人と会わないことはない。留学先として食事も美味しい。まず大学入学資格のHSK6級を目指すべきだ。我々の仲間にも学習者はたくさんいて、半年でHSK4級、長期でHSK9級や大学院学位を取得した者もいる。

6-1.ローコスト・ミドルリスク:北京・大連
・北京と東北地方の発音が標準語に近いと言われる。

6-2.ローコスト・ハイリスク:少数民族自治区
・内陸部や国境の少数民族自治区で中国語研修するのは、中国経済のグローバル化を考える上で意味がありそうだ。中国語と韓国語を北朝鮮と隣接する中国朝鮮族自治区の★延辺大学で学ぶのは面白いかもしれない。

6-3.ミドルコスト・ミドルリスク:深セン
・中国語圏と資本主義圏の境界域(香港、シンガポール、台湾)の中でもっとも中国色が濃く物価が安い。中国経済特区の経済成長と将来性・課題を見ることは意義がある。広東地方なのに北京語率が高い。少数民族地域に旅行できる。

6-4.ハイコスト・ローリスク:シンガポール・台湾・香港
・中国語圏と英語先進圏との境界域。生活は日本と変わらない。しかし、中国語圏で仕事をするのに中国本土の経験はいずれにせよ欠かせない。

7.フランス語研修

フランス語を学ぶ意義は、パリでのグルメやファッションだけではなく、アフリカでビジネスができることにある。留学では、大学入学資格のDELFを目指すべきだ。半年でDEFL、1年でDALFを取得した者もいる。DELF/DALFを取得していると、大学院奨学金の可能性も出てくる。次に北アフリカやとくに西アフリカに足を延ばすことだ。日本人の仏語学習者には狭量なパリ崇拝が根強いが、仏語を学んでアフリカに背を向けるのは本末転倒でもったいないと思う。

7-1.ハイコスト・ローリスク:フランス
・次のステップとしてフランス交換留学・大学院留学を予定し、途上国に関心がなければ、フランス本土で仏語を学んだ方が学習効率が良い。ソルボンヌ大学やトゥレーヌ学院が老舗だが、会話より文法で有名。短期集中には週20時間で1クラス15名以下の学校を探すべき。
・パリの芸術文化環境は別格だが、仏語初心者に親切な土地柄ではなく、ギスギスした側面もある。アヴィニオンの滞在時は楽しかったが、南仏の方が明るく人々が親切かもしれない。グルノーブルの清潔さも良い。

7-2.ハイコスト・ローリスク:カナダ・ベルギー・スイス
★カナダのケベック州(モントリオールやオタワ)仏語研修と北アメリカ文化を同時体験できる。アクセントはあるが有望。ベルギーは未調査、スイスは物価が高い。

7-3.ローコスト・ハイリスク:仏語圏アフリカ
・仏語研修と途上国生活を同時に体験できて、学費も安い。仏語の魅力はアフリカで使えることであるため、仏語学習者がアフリカを経験することは大切。中国・東南アジアや北アフリカと比べ、1人あたり国民所得(1,600ドル)も半分以下で、良い意味のカルチャーショックが経験できる。アフリカを経験していれば、普遍的な途上国経験として、世界のどこにでも適応できる。国民性は明るく、気候も暖かい。ただし、黄熱病や肝炎の予防接種は必須だし、紛争地域は避けるべき。
・セネガル(西アフリカ)で仏語研修した人もいるが、★ダカール大学には夏季講座(7月初から8月初)や通年語学講座(11月から半年)もある。西アフリカ随一の大都会としてダカールの治安は比較的良く、外務省危険情報が出ていない。世界遺産のゴレ島やマリなどに旅行することもできる。仏語初学者が、西アフリカ旅行やボランティアの出発点として、短期仏語研修をするのも一案。

8.スペイン語研修
スペイン語を学ぶ将来性は、中南米にある。留学ではDELE: Diploma de Espa醇ool como Lengua Extranjeraを目標にすべきだ。そして、ヨーロッパと中南米の双方を経験できると理想的だ。

8-1.ハイコスト・ローリスク:スペイン
・サラマンカ大学が有名。マドリッド・バロセロナは治安が悪化中。

8-2.ローコスト・ミドルリスク:★メキシコ
・メキシコは北米と南米の結節点として将来性がある。アルゼンチンと並びN-11の一角を占める。スペイン大都市の治安が悪化する今、メキシコ留学は有望。カリフォルニアやテキサスの英西2言語環境も調査の価値がある。

8-3.ローコスト・ハイリスク:アンティグア(グァテマラ)はJICAの研修でも使う。中南米は将来性があるので、安全さえ確保できるなら調査の価値がある。我々の仲間には、スペイン・グァテマラ・メキシコ・キューバでスペイン語研修した前例がある。N-11のアルゼンチンも注目だ。

9.韓国語

・韓国語と日本人の縁は永遠に切れない。ビジネスでは英語が常識だが、韓国語を片言でも話せる人には先方の歓迎度が違う。朝鮮族は、吉林省・朝鮮族自治区(旧満州)、サハリン(日本軍強制連行)、カザフスタン・ウズベキスタン(スターリン強制移住)にもいて、韓国系多国籍企業の進出基盤となっている。北朝鮮経済さえ自由化すれば、韓国から中国・吉林省に及ぶ汎韓国経済圏が形成できるかもしれない。フィリピン等の英語学校でも韓国人が支配的で、留学先で韓国人の友人ができて片言の韓国語会話を覚えることも良くある。TOPIKを目標にすべきだろう。我々の仲間にも学習者多数いて、現地で大学院学位を取得したり、結婚した者もいる。

10.ロシア語

・ロシアはBRICsの一角だが、ロシアはむしろ先進国であること考えると、将来性があるのはむしろ中央アジアのCIS諸国だろう。ТРКИ:テ・エル・カ・イを目標にすべきだろう。我々の仲間には、カザフスタンでロシア語研修した人もいる。

11. アラビア語研修

・ローコスト・ハイリスク。アラビア語とイスラム文化は、石油ショック時のブームが去った今でも、世界言語・世界宗教・国際紛争を理解する鍵として体験する価値がある。コーランはアラビア語以外には翻訳しきれないと信じられているため、インドネシアやケニア、中国内陸部やCIS諸国を含む中央アジアでも存在感がある。イスラム圏では食肉(豚)やラマダン(断食月)のタブーがあり、日本人女性はとくに服装や誤解の注意が必要だ。
・エジプトは、N-11とも目され、テレビ・映画の発信地として発音が標準化しつつあるので、留学先としても有力。チュニジア政府給費奨学金には、たくさんの我々の仲間が世話になった(多謝!)。奨学金中断後も、ブルギーバスクール(Institut Bourguiba:チュニス大学の外郭団体)には定評がある。サウジアラビアも、G-20の一員であり、中東圏で存在感が大きい。

12.途上国言語研修: ヒンディー語・インドネシア語など

留学国の選択にも別記した通り、言語人口の多い世界共通語や新興成長国(N-11/G-20)の言語は学ぶ価値がある。民族間の取引に長い期間幅広く使われてきた共通語・商業語(リンガ・フランカ)は、一般に合理的でシンプルな文法を持つ。が、言語学習は趣味と出会いの問題でもある。
★ヒンディー語=ウルドゥ語=ネパール語はインド・パキスタン・ネパール、ベンガル語はバングラディッシュ・インド東部、ポルトガル語はポルトガル・ブラジル・アンゴラ、インドネシア語=マレー語はインドネシア・マレーシア・ブルネイ・シンガポールでも使える。国境を越えた共通語として、広東語は香港・広東省周辺・各国中華街、ウズベク語=ウイグル語はウズベキスタン周辺諸国、ペルシャ語はイラン周辺諸国、タイ語はタイ・ラオス、スワヒリ語はケニア・タンザニア・ウガンダ周辺諸国でも通じる。とくにインドネシア語は、日本語に似た文法が単純で学びやすいと言われる。
・我々の仲間には、デリー(インド)の中央ヒンディー語学院(Kendriya Hindi Sansthan)でヒンディー語、ハノイ(ベトナム)でベトナム語、インドネシアでインドネシア語、スリランカでシンハリ語を学んだ人もいる。

13. 欧州言語研修: ドイツ語など

上記(英西仏露語)以外の欧州言語は、人口減少と英語普及のためビジネス上の価値は減少する一方だ。途上国では現地語を知らないとビジネスしにくいこともあるが、欧州言語の話者は英語にも流暢なことが多い。そのため、戦前まで「洋学」の主要言語だったドイツ語は、戦後に学ぶ価値を暴落させた。特定の専門で次の段階を準備している人でなければ、今やドイツ・イタリア・オランダへの語学留学は勧められない(英語途上国の方が有望ではないか)。しかし、先進国の文化・歴史・技術を学ぶのには今も有用だ。大学院の学費免除や奨学金も、米国・途上国より資金豊富で競争倍率が低い。我々の仲間には、ドイツ語、スウェーデン語、フィンランド語、ハンガリー語等を学んだ人もいる。

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大学生の留学(1) - Is it worthwhile studying abroad?

大学生にとって、短期留学(3ヶ月以上1年以内)は、リスクよりベネフィットの方が大きく、決して損にならないと思います。学生時代は留学の最初で最後の機会かもしれません。

学生時代に何かをやり遂げたと胸を張ることができますか? サークルやアルバイトだけで大学4年間が終わるのはもったいないです。また、吸収力と感受性は20歳以後衰える一方ですが、勉強法を知る大学生が3ヶ月以上本気で努力すれば、仕事で通用するくらいの語学力を身につけられます。それから大学卒業後は、就職、結婚・子育て、介護などが続くことを考えると、3ヶ月以上の留学時間を取れる機会は、仕事を転退職しないかぎりおそらく不可能です。

他方、留学は選択肢のひとつに過ぎません。留学費用が最低50万円かかるとすれば、専門学校の学費や資格・免許の取得費と同等ですので、それらと比べて元が取れるかどうか、冷静に考える必要があります。また、体育会の部活動に熱中している人は、それを最後までやり遂げるだけで十分に胸を張ることができます。

2. 学生時代に何かに熱中した経験を持ちましょう。

大学生は、学費・健康・単位さえ許せば、留学する価値があると思います。大成功するかどうかは、努力や適性、偶然次第です。が、これまでの何十人もの留学例を見ても、「大人になったな」と思う人ばかりです。少なくとも、サークルやアルバイトで4年間を終えるより、よほど良いと思います。
・ただし、部活や資格勉強など、他の「大学時代にしかできないこと」に熱中している人は、留学よりもそれを貫徹した方が良いかもしれません。また、学費や健康が許さない場合、留学以外にも選択肢があります。

3. 留学は語学力向上の近道です。

・TOEIC730/TOEFL-iBT80以上の英語力は、大学入試、単位取得、交換留学、サマースクール、奨学金、大学院留学、就職活動、会社昇進、海外駐在などで、「最低水準として」求められます。
・日本企業はTOEICを人事評価に導入し始めています。国内営業一筋でどんなに優秀でも、IBM次長はTOEIC730、トヨタ係長・IBM課長はTOEIC600、帝人・日本精工課長はTOEIC500、松下主任・旭ガラス課長補佐はTOEIC450-470以上でないと、就任できなくなりました。
・しかし、TOEIC730の英語力を持つのは、偏差値トップ水準の大学でも大学生の1割以下です。日本の外国語教育は、留学や仕事には不十分なのです。したがって、受験勉強や大学教育とは別に、意識的な語学学習が不可2.異文化体験をする。

4. 語学習得なら3ヶ月以上を確保しましょう。

・語学習得を目的とするならば、是非3ヶ月以上確保しましょう。英語はもちろん、第二語学をほぼゼロから始めても、日本語を断って3ヶ月必死で勉強し、上級水準にまで一気に飛躍した実例があります(フランス語ならDALF、中国語ならHSK5級)。飛躍に何ヶ月かかるかは個人差があり、語学をマスターしてから留学が楽しくなるので、6ヶ月確保した方が確実です。
・たとえ語学学校に通っても、春夏休みだけの1-2ヶ月では、効果がありません。語学に慣れたつもりでいても、帰国後の日常生活の中ですぐに忘れてしまいます。1-2ヶ月の留学を斡旋する留学斡旋業者や旅行代理店はたくさんいますが、宣伝を真に受けてはいけません。約50万円の学費をドブに捨てるようなものです。
・費用が制約条件ならば、妥協して期間を短縮するよりは、留学国を変えましょう。たとえば、英米に1-2ヶ月留学する予算で、フィリピンならば3ヶ月以上留学できます。

5. 短期間なら留学以外の計画を。

・夏休み・春休み等、3ヶ月以下では語学習得はほぼ不可能で、費用対効果は悪いでしょう。他方、定住型観光に近い異文化経験と割り切るなら、1-2ヶ月の留学も意味がないわけではありません。
・異文化経験なら、欧米よりは途上国で語学研修した方が、費用対効果が高く、視野を広げるのに役立つでしょう。
・異文化体験として、NICE等の海外ボランティアは勧められます。観光旅行や語学研修よりも生活費が安く、ひとつの地域に根ざす仲間ができて、国際的な共同作業・社会貢献ができます。1ヶ月は確保したいところですが、1週間でも良いでしょう。

6. インターンシップやワーキングホリデーは慎重に。

・上級語学力のない人に、インターンシップやワーキングホリデーは勧めません。語学力がなくてもできるような仕事は消耗的な単純労働に過ぎず、語学習得にも職業経験にもなりません。まず語学研修に集中するか、給料の代わりに経験を得るつもりでボランティアをすることを勧めます。
・ワーキングホリデーには、多くの問題が指摘されています。学歴や専門知識を問わず海外生活をしてみたい人には良いかもしれませんが、優良大学の大学生に適当だとは思えません。語学研修交換留学の方がはるかに良いでしょう。
・先進国(たとえばオーストラリア)での語学研修を希望しながら、お金を節約するためにワーキングホリデーに妥協することは勧めません。留学先を途上国(たとえばフィリピン)に変えて安く語学研修し、その後、海外NPOでボランティアした方が、語学習得にも職業経験にも生産的でしょう。

7. TOEFL-iBT80/TOEIC730以上なら英語圏への専門留学も可能。

・TOEFL-iBT80以上を持つか否かが、大きな決定要素です。これが英語圏への交換留学や大学院留学の必須条件だからです。しかし、受験勉強だけではそれに達しないので、大学1-2年次から意識的に準備する必要があります。
・非英語ならば、専門研究の前に、現地での語学研修が必要でしょう。、第二語学の学習だけでは、日常生活にも不十分なはずなので、まず語学研修しか始めるしかないでしょう。他方、1年の語学研修は長すぎます。1年勉強しても大学入学水準に達せない場合、日本人同士で固まってしまったなど理由があるのでしょうが、海外生活に向いていないと思います。海外方面だけが人生ではなく、他にもやり直しができるので、速やかに帰国するべきです。
・専門研究の留学の現実的手段は、大学間協定に基づく交換留学です。交換留学で相性を確認した上で、大学院留学に挑戦するのも、現実的な戦略です。学位取得のための大学院留学は、専門と場所によって異なるので、海外学位取得者に助言を仰ぎましょう。

8.TOEFL-iBT80/TOEIC730以下でも留学は可能。

・TOEFL-iBT80を持たない人の場合も、以下の選択肢があります。
①足切点がTOEFL-iBT80以下の英語圏交換留学先もあります。
②欧州・アジアなど、非英語圏の英語プログラムに交換留学する場合、TOEFL-iBTを要求されないこともあります。
③しかし、TOEFL-iBT80/TOEIC730以下で無理に交換留学しても、専門講義が理解できず、ノート、レポート、プレゼン、期末試験で必ず苦労します。大学を休学してその学費を私費留学に回し、TOEIC730を目指して語学研修した方が生産的でしょう。米英加豪での英語学校が高額過ぎるならば、英語圏アジアでの英語研修も選択肢です。
④中国語、スペイン語、フランス語、韓国語、タイ語、ドイツ語など、交換留学として第二外国語の語学研修をすることもできます。協定校でどのような語学を学ぶことができるか、調べる価値があります。
⑤まず体験的な短期留学や語学研修を試してみて、それで自信や目標ができたら、改めて交換留学や大学院留学に挑戦するのも、良い戦略でしょう。

9.英語圏か非英語圏か? 交換留学か私費留学か? 留年か?

・留学先として無難なのは英語圏でしょう。中国語(東南アジア)、スペイン語(南米)、ロシア語(中央アジア)、アラビア語(中東)、フランス語(アフリカ)等も可能性は大きいので、留学先として非英語圏を選ぶのも独自性があって良いでしょう。しかし、国際的な仕事をするならいずれにせよ英語は必須ですので、頭のどこかに入れておきましょう。1年留学するなら、英語圏と非英語圏に半年ずつ行くのも鬼に金棒です。
・留学先としてアメリカや先進国だけを考えるのは、近視眼的で視野が狭いと思います。ビジネスの対象として有利なのはむしろ途上国であり、心身が頑丈・柔軟なうちに途上国を経験し視野を広げておくことは、強く勧められます。実際、米欧留学はありふれていて、学位や上級語学資格(TOEIC900等)がなければ今やほとんど意味がありません。就職活動でも、単なる短期留学では話題にもされず、留学とは別のアピールポイントが必要だと、経験者たちも話しています。また、アメリカだけを見て世界を知った気分になった(勘違いした)人は後々苦労するでしょう。他方、途上国経験者は、世界中どこにでも適応できる打たれ強さが注目され、就職活動でも有利に話が進む例が多々あります。
・交換留学のメリットは、特に半年留学の場合は、単位互換により留年せずに済む可能性があることです。1年留学ならば、留学時期が3年次冬から4年次春の就職活動時期と重なると、やはり留年することになるでしょう。また、優良大学のキャンパスライフを経験し、生涯の友人にも恵まれるかもしれません。他方、基礎語学力がないならば、私費留学で語学研修をした方が、長期的にハッピーで効率的だと思います。
・留年を避けたいとこだわる人がいますが、留学成果を期待するならむしろ留年した方が自然だと思います。大学院進学予定者でない限り、留年せずに1年間留学することはほぼ不可能です。また、留学により留年しても企業就職で不利になることは絶対にありません。大学受験時に3年以上浪人した人は別の意味で年齢上の注意が必要かもしれませんが、留学による留年は成績不良による留年のように不名誉ではありません。先輩や親戚等にも聞いてみると良いですが、留学による留年で就職が不利になったという話は聞いたことなく、ほぼ断言できます。

10.留学資金

・先進国ならば学費を別にして、生活費に月15万円は必要です。他方、中国・東南アジアならば月8万円、インドならば月6万円、スリランカならば月3-4万円(JICA月給)とも言われます。なお、途上国の場合、共同の冷水シャワー・非トイレットペーパー式トイレ、学食・屋台食・自炊が前提で、外国人環境を望むなら割高になります。
・奨学金は海外留学奨学金パンフレットを参照して下さい。ただし、競争倍率が非常に高いので、奨学金だけを頼りに計画を立てると、留学は実現できないでしょう。
・途上国留学は、健康・治安のリスクさえ受け入れられるならば、費用対効果は高いと思います。資金を理由に留学期間を断念・短縮するくらいなら、留学先を先進国から途上国へ変更する方が生産的でしょう。

10-1.留学生交流支援制度(短期留学)奨学金:大学間交換留学のみ月8万円。1年前に申請。高倍率でほとんど当たらない。
10-2.ロータリー財団国際親善奨学金:年200万円。地方出身者が倍率の低い故郷で受験すれば最低3倍。1年半前に申請。
10-3.民間財団・外国政府・その他奨学金(海外留学奨学金パンフレット参照)
10-4.日本学生支援機構の第二種奨学金(短期留学):低利子貸与で月3-12万円。世帯収入に上限あり。
10-5.日本政策投資銀行の国の教育ローン:最大300万円を15年で返済。世帯収入に上限あり。
10-6.財形貯蓄の教育ローン:最大450万円を10年で返済。名義人の財形貯蓄が前提。
10-7.大学生協ローン:最大50万円の生協商品・サービス(航空券・語学研修等)を最大36回分割払い。

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tag : 大学生 留学 語学研修 交換留学

大学生の留学(2): いつ留学するか? - When should I study abroad?

大学生留学にとって、いつ留学するかは、もっとも重要な検討課題のひとつです。研究室・ゼミの決定、通年必修科目、就職活動、留年などが関わります。なお、今でも誤解する人がいますが、留学による留年は、卒業が1-2年延びる程度なら、就職活動で不利になることはほとんどありません。とくに途上国への交換留学の場合、むしろ有利になることもあります。

1. 大学1-2年
・20歳前後に3ヶ月以上の時間が取れるなら、語学研修を行い、TOEIC-730/TOEFL-iBT80など、現地大学入試水準の語学習得を目指すのは生産的でしょう。20歳前後ならばネイティブに近い発音を身につけることも不可能ではありません。
・休暇期間など、3ヶ月以下では効果がほとんどないでしょう。交換留学を利用するか、一部単位を犠牲にするか、留年して、3ヶ月以上を確保する方が、遠回りのように見えて実は近道でしょう。
・部活動や資格取得等、留学以外に集中することがある人は、何を優先するか客観的に比較検討するべきでしょう。留学だけが選択肢ではありません。
・もし専門研究を行いたいなら、研究室・ゼミで基本トレーニングが終わってから、指導教員と相談して留学する方が生産的でしょう。しかし、専門が決まらない時期にまず語学研修を行い、専門課程や大学院で専門単位・学位のための留学を行う二段階留学も生産的です。専門の留学はTOEFL-iBT80以上を必要条件とするので、準備が必要です。

2. 大学3-4年
・一番良い時期は、指導教員と所属研究室が決まり、基礎トレーニングを終えた直後、たとえば3年次後期でしょう。指導教員や先輩の助言をもらいつつ、研究テーマや専門知識を持って留学できます。半年間の交換留学なら、1月までに帰国すれば就職活動にも間に合い、留年しないで済みます。
・就職活動・卒業単位取得・卒論執筆を終えた直後、たとえば、4年次後期も2度目の機会かもしれません。しかし、初めての留学なら3年後期の方が良いでしょう。留学で成長した部分を残りの学生生活でさらに伸ばせますし、就職活動でも活用できるからです。
・1年間の留学や半年以下でも私費留学なら、留年するのが一般的かと思います。研究室・ゼミには通年で必修の演習科目が多いため、卒業条件の確認が必要です。それがクリアできても、初春の就職活動時期を逃すなら、大学院に進学するか、留年するのが現実的でしょう。
・留学による留年は、企業就職でもほとんど不利にならないので、気にする必要はありません。ただし、就職活動を考えると、11-12月にはネットエントリーを開始し、遅くとも1月末には帰国してセミナー・面接参加を本格化する必要があります。
・なお、部活をする人は、無理に留学せず、部活を最後までやり通す方が良いかもしれません。また、公務員や資格を目指すなら、二兎は追わずまず試験に集中して、合格後に短期留学した方が近道でしょう。

3. 大学院
大学院生が留学するなら、資料・方法論を模索する初期段階、たとえば修士1年や大学院博士1-2年が望ましいでしょう。指導教員と早めに相談することが決定的に重要です。
・25歳以後に初めて留学する場合、現地人並の語学力や現地適応は困難になるでしょう。若い時期に留学した人とはスタイルが変わり、日本での専門や職歴を生かすことが成功の鍵になるでしょう。
・着陸先を現実的に見極めず、日本での経験をリセットするために留学を思い立つ24-30歳の人がたくさんいます。留学以外にも、転職や資格取得など、別の進路を幅広く冷静に考えるべきです。
・ロンドン、ニューヨーク、パリなど、欧米主要都市には、就職数年で会社を辞めて「留学」しながら、目標の「専門家」になれず、帰るに帰れない「沈殿」組が何百、何千人といます。学位が取れないなら、1-2年で帰国し、早めに進路転換すべきです。

4.二段階の留学
留学を二段階に分けて二度行うのも生産的です。

4-1.大学1-2年の語学研修+大学3-4年の交換留学
・米英加豪等の交換留学ではTOEFL-iBT80以上を要求しますが、一流大生でもこの水準に達するのは10%もいません。したがって、まず3-6ヶ月以上の語学研修を行い、その後に交換留学に挑戦するのは一策です。

4-2.大学3年後期の交換留学+大学4-5年後期の交換留学
・大学3-4年生の留学時期を拘束するのは、就職活動、卒業単位、卒用論文の3者です。1-5月の就職活動を日本で終え、卒業単位・卒業論文さえ終わっていれば、その前後の3年後期と4年後期に交換留学が可能です。
・実際には、2年間に交換留学を2度行うことは現実的ではないでしょう。選択肢は、大学3年後期から4年前期に私費留学(または交換留学)をしてから、休学期間をはさんで就職活動と卒業論文を終え、5年後期に交換留学することでしょうか。

4-3.大学1-4年の語学・交換留学+大学院留学
・大学院学位留学や奨学金留学には、英語ならTOEFL-iBT80-90以上、仏語ならDELF、中国語ならHSK6級等の大学入学資格が必要です。しかし、通常の日本人大学生はこの水準の語学力がないため、学部中に語学研修または交換留学を行い、必要な語学資格を取得しておくのは現実的な計画です。

4-4.途上国留学+先進国留学
・途上国と先進国の双方を経験するのは、非常に理想的です。学問の先端知識の水準は先進国の方が高く、大学院水準で対等に競争する厳しさも先進国で経験するべきです。しかし、研究ではなくビジネスで国際的な仕事をするとすれば、舞台はむしろ途上国でしょう。米国だけを見て世界を知った気持ちでいると途上国で通用しませんが、途上国だけに浸かり先進国に背を向けると、世界最先端での競争についていけません。
・私見では、最初に途上国で語学や問題意識・現場経験を身につけておいて、専門知識を先進国の大学専門課程で磨くのが一番理想的だと思います。専門研究ならば先進国に留学する費用に見合うかも知れませんが、語学研修ならば留学先を選びません。途上国へ私費留学すれば、安い費用で語学研修できる上に、途上国の世界感覚を身につけることもできて、一石三鳥です。
・学部生の留学では、専門単位の取得を要求する交換留学でも、実は専門度にはあまり期待していません。学部生が名門大学に交換留学するメリットは、先端的な学問成果よりも優秀な友達と学習環境です。先進国の中堅校への交換留学でも意味はありますが、途上国の超名門校ならば、人脈面や世界観でさらに得るものが大きいかもしれません。
・フィリピンでの英語研修、メキシコでのスペイン語研修には定評があります。マレーシアでの英語研修、アンティグア(グァテマラ)でのスペイン語研修やダカール(セネガル)でのフランス語研修は、カリキュラムの効率性の上では課題があるようですが、我々の仲間にも先例があります。

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大学生の留学(3): 交換留学の勧め - Exchange program

交換留学とは、大学が学費免除・単位互換の学生交換の協定(Memorandum of Understanding)を結んだ協定校へ派遣される留学です。

以下のメリットがあります。
・所属先の大学と同水準の優良大学で、正規学生として学生生活を送れる。
・日本での派遣選考に合格すれば、留学先では(外部から一般受験したら合格できない水準の)入学試験が原則免除される。
留学先での取得単位が派遣元で認定される。
・半年留学はもちろん、1年留学でも、留年する必要がない場合がある。
・派遣元の学費を払えば、留学先の学費が免除される。
・学生寮や生活面で、留学先と派遣元の双方が世話を焼いてくれる。
・日本学生支援機構の月8万円(給付)の留学生交流支援制度(短期派遣)や月3-12万円(有利子貸与)の第二奨学金(短期留学)を申請できる。
・大学に選抜される交換留学は、私費留学と異なり、優等生表彰や奨学金授与に準じた名誉とみなされる。

以下はデメリットです。
・英語圏先進国には、TOEFL-iBT70-80がないと応募できない。
・非英語圏には、TOEFL-iBT70-80がなしに留学できても、専門科目履修に苦労する。
・留学先の大学・国が協定校に限定される。
・英語圏先進国以外では、日本の方が学費が高いので、学費免除の意味が薄い。
・非英語国なら現地語の語学研修も可能だが、語学学校の方が効率が良いかもしれない。
・大学に対して報告・連絡・相談の義務と大学を代表する責任が生じる。


交換留学は、学費免除・単位認定・入試免除等の権利がある代わりに、以下の義務が生じます。交換留学は個人旅行の隠れ蓑などではなく、大学正規の教育プログラムです。義務と禁忌を守れないなら、そもそも交換留学を選ぶべきではありません。留学生の危機管理は別記。

・講義の出席と単位の取得。
・留学先の携帯・固定電話番号、住所、Skype IDの渡航直前直後の報告。
・出国・帰国または第三国に出国する場合の旅程・宿泊予定住所の事前報告。航空券利用ならE-Ticketの転送。休暇や学期終了後を含む出国から帰国まで。
・履修科目・フィールド調査・インターンシップの事前報告。
・帰国後の留学報告記。
・車の運転、危険なスポーツ、冒険旅行等、派遣/受入大学を教育目的と無縁のリスクに巻き込む行為の禁止。


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交換留学先は、まず留学半年前のTOEFL-iBTスコア次第で、選択幅が以下の4つに定まります。
(1)TOEFL-ITP550/TOEFL-iBT80/TOEIC730以上の上級英語力を持つ場合
英語圏先進国に留学し、日本の大学にない高度な専門科目を履修するのは有意義でしょう。留学の1年以上前から準備を始め、渡航の6-10ヶ月前までにTOEFLスコアが取れていないと応募資格がありません。

(2)TOEFL-ITP500/TOEFL-iBT60/TOEIC600以上の中級英語力を持つ場合
TOEFLを要求しない非英語圏大学に交換留学しても良いでしょう。ただし、渡航までに週3回以上の英語講義を受講し、TOEFL-iBT70-80を目指すことが条件です。また、途上国留学には、海外経験が必須です。

(3)大学教養課程の第二外国語が得意な場合
当該言語圏の交換留学先で語学研修しても良いでしょう。その場合、渡航までに週3回以上の外国語講義を受講し、少しでも語学力を上げることが条件です。第二語学の研修をするのにTOEFLスコアは不要ですが、遅かれ早かれ英語は無視できません。

(4)TOEFL-ITP500/TOEFL-iBT60/TOEIC600以下または未受験の場合
TOEIC/TOEFLを未受験の人は、至急、複数回受験しましょう。米加豪英を志望するならTOEFL-iBTが必須ですが、非英語圏ならTOEICでも通用するでしょう。英語力が低いまま交換留学で専門科目を勉強しようとしても、授業が分からず、友達も作れず、落ちこぼれる可能性があります。英語学校に私費留学する方が効率的かもしれません。ただ、渡航前の語学力が低くても、どうにか現地適応に成功し、語学も身につけ、単位も取ってくる人が稀にいます。その適性の判断は、留学派遣の指導経験が豊富な教職員に相談してみましょう。

(5)海外経験がない場合
語学力も海外経験もないまま長期留学に踏み切るのは無謀です。語学力があっても、海外経験がないと、留学先では必ず苦労に直面するからです。まず、語学習得や海外旅行を試してみる準備期間を設けてから、留学を計画するのが現実的です。とくに途上国への留学では、「語学力・海外経験・危機管理体制」が必須です。危機管理は、綿密な準備、日常連絡、トラブル解決までフォローする必要があるため、海外調査を専門とする研究室・ゼミに所属しない限り、難しいでしょう。

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交換留学先は、所属大学に問い合わせましょう。以下に事例を挙げます。分類して解説をつけ、ごく個人的に有望だと思うものに★をつけました。が、持論が途上国寄りに偏っていて万人向けでなく、一部には憶測も含まれるので、あくまで目安です。詳細は自分で調べて下さい。留学国の選択は別記しました。

1.ローリスク・ミドルリターン(英語上級者限定)
・英語圏先進国は、TOEFL-iBT70-80以上の英語上級者が、将来的に英語を使った国際的な仕事や海外大学院を目指す場合は勧められる。が、米加英豪留学は平凡なので、TOEIC900や学位を取得しない限り、就職活動では有利にも不利にもならない。異文化経験に限れば若者には途上国の方が良いかもしれない。また、TOEFLスコアは、1年以上前から計画的に準備し、留学の6-10ヶ月前までに取得しないと、交換留学申請には間に合わない。スコアの足りない人には、非英語圏の英語プログラムか、第二語学語研修が残された選択肢になる。

1-1.★アメリカ・★カナダ
・特徴:優良州立大学にて、英語で専門科目を学ぶ。TOEFL-iBT70-80が必須条件。日本の大学と交換協定を結ぶ北米の大学に超名門校は少なく、次のランクの州立大学が多い。
・経済:アメリカだけを見て世界を知った気持ちになるのは誤解だが、学問や政治経済の中心がアメリカであることは変わらない。中南米を視野に入れることは重要。
・生活:物価は高い。冬は寒い。

1-2.オーストラリア・★ニュージーランド
・特徴:超名門校にて、英語で専門科目を学ぶ。TOEFL-iBT80が必須条件。
・経済:アジア太平洋は日本の最重要地域で、オセアニアからアジアを見る視野は重要。アボリジニにも注目。1人あたりGDPでは、オーストラリア(50,000ドル弱)は日本より高く、ニュージーランド(30,000ドル)は低い。
・生活:季節が日本と逆転。

2.ハイリスク・ハイリターン(一般的な関心)
・英語圏途上国は、英語力と途上国経験の双方を同時に強化するのに最適。下痢などのリスクはあるが、その価値がある。専門関心を問わない。

2-1.★インド・英語プログラム
・特徴:首都の超名門校にて、英語で専門科目を学ぶ。フィリピンと並ぶ英語圏アジアの双璧で、学問的水準も高い。
・条件:TOEFLは不明だが、TOEFL-iBT80/TOEIC720がないと、落ちこぼれるかも。途上国(できればインド)の旅行経験が必須。
・経済:BRICsの超大国で抜群の将来性。1人当たりGDP(1,000ドル)は、アジアでも下位で、物価は日本の数分の1。
・生活:英語が公用語、ヒンディ語推奨。大都会や医療は先進国並だが、スラムもある。下痢は覚悟。冬は寒い。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。国境紛争。

2-2.★スリランカ・英語プログラム
・特徴:古都の名門校にて、英語で専門科目を学ぶ。学期冒頭に英語研修もある。
・条件:TOEFL不要。英会話力と途上国の旅行経験が必須。
・経済:一人当たりGDP(2,000ドル)は、アジアでは中位(インドの倍)。しかし、JICA海外青年協力隊員は月給3万円で生活?
・生活:英語が公用語、シンハラ語推奨。タミル語は南インドでも使える。下痢は覚悟。冬も暖かい。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。「タミルの虎」テロは収束傾向。

2-3.★バングラディッシュ・英語プログラム
・特徴:首都の超名門校にて、英語で専門科目を学ぶ(要調査)。
・条件:TOEFL不要だが、英会話力と途上国の旅行経験が必須。
・経済:一人当たりDGP(500ドル)では、アフリカと並ぶ世界最貧国のひとつ。経済援助の最前線。しかし、ゴールドマン・サックスは、BRICsのインドに次ぐN-11(ネクストイレブン)として潜在性に期待する。
・生活:公用語はベンガル語だが、大学教育や行政・ビジネスは英語。ベンガル語は、世界8位の話者2.1億人を持ち、コルコタ等、東インドでも使える。イスラム圏なのでタブーに注意(とくに女性)。下痢は覚悟。冬も暖かい。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。

2-4.ザンビア・英語プログラム
・特徴:首都の超名門校にて、英語で専門科目を学ぶ(要調査)。

3.ハイリスク・ハイリターン(専門的な関心)
・アラビア語・イスラム圏、山岳・最貧国、インドネシア語、ベトナム語、ポルトガル語・南米に関心がある場合、サウジアラビア、ネパール、インドネシア、ベトナム、ブラジルに賭けてみるのもユニークな選択になる。英語力を問わない。

3-1.サウジアラビア・英語プログラム
・特徴:準名門校にて、英語で専門科目を学ぶ(要調査)。
・条件:TOEFL条件は不明だが、TOEFL-iBT80/TOEIC720なしでは、落ちこぼれるかも。途上国(できればイスラム圏)の旅行経験が望ましい。
・経済:G20(20ヶ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)の一角で、中東諸国MENA(Middle East & North Africa)経済の代表格とみなされる。アラビア語は言語人口7位だが、コーランの言葉なので、世界中のイスラム圏で使える。1人あたりGDPは韓国・台湾並(20,000ドル弱)。
・生活:厳格なイスラム主義のため、タブーに注意(とくに女性)。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。

3-2. ネパール・英語プログラム
・特徴:首都の超名門校にて、英語で専門科目を学ぶ(要調査)。
・条件:TOEFL不要だが、英会話力と途上国の旅行経験が必須。
・経済:1人当たりDGP(500ドル)では、アフリカと並ぶ世界最貧国(後発途上国)。経済援助の最前線。
・生活:公用語はネパール語だが、大学教育や行政・ビジネスは英語。ヒマラヤ山脈を目の前にした高山気候。
・治安:首都周辺は「十分注意して下さい」。マオイスト(毛沢東主義派)との内戦は終了したが、インド国境地域は立ち入り厳禁。トレッキングは登山上級者限定で装備と生命保険も万全に(初心者厳禁)。

3-3.インドネシア・インドネシア語研修
・特徴:古都の名門校にて、インドネシア語を学ぶ。
・条件:TOEFL不要だが、最低限の英会話力とインドネシア語の事前学習が望ましい。途上国の旅行経験が必須。
・経済:インドネシアは、G20(20ヶ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)やN-11の一角で、東南アジア経済の代表格として経済成長が期待される。1人あたりGDPはアジアの中位(2,000ドル強)。
・生活:公用語はインドネシア語。建国時にジャワ語とスマトラ語を合成した人口言語のため、初心者にも覚えやすいと言われる。イスラム圏のためタブーに注意(とくに女性)。食生活は豊かで(豚厳禁)、衛生状況も悪くない。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。

3-4. ベトナム・ベトナム語研修
・特徴:超名門校にてベトナム語研修(要調査)。
・条件:TOEFL不要だが、ベトナム語の事前学習が必要。
・経済:ベトナムは東南アジアの成長株筆頭。BRICsに次ぐN-11の一角で、中国投資の分散投資先。経済ブームに沸く「ベトナムの上海・大阪」の迫力は一見の価値あり。
・生活:英語普及度は日本並、ベトナム語推奨。1人あたりGDP(1,000ドル)はアジアでも下位でインド並だが、数値以上に豊かな印象がある。物価は日本の半分以下。食生活は豊かで、衛生状態も悪くない。冬も海水浴できる。
・治安:海外安全情報では警報が出ておらず、暴力沙汰は少ない。しかし、軽犯罪は多く、とくにホーチミンの値段交渉や詐欺の強かさはインドに匹敵する。

3-5.ブラジル・ポルトガル語プログラム
・特徴:準首都の名門校にて、ポルトガル語で専門科目を学ぶ。しかし、英語提供講義もポルトガル語研修も未確認(おそらくない)。
・条件:TOEFL不要だが、ポルトガル語の事前学習が必須。途上国の旅行経験が必須。
・経済:BRICs・南米の雄で、抜群の将来性。物価は安い。1人あたりGDP(8,000ドル並)は、アジアならば上位国に相当しマレーシア並。
・生活:ポルトガル語必須。ポルトガル語は、世界9位の話者1.9億人を持ち、アフリカのアンゴラ・モザンビークでも使える。温暖で、日本とは季節が逆転。国民性は明るく、日系人の伝統があり親日的。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」。

4.ミドルリスク・ハイリターン
・フィリピン、タイ、中国、ロシアは、さほどリスクもなく、成長性も手堅い。

4-1.★フィリピン・英語プログラム
・特徴:首都の名門校にて、英語で専門科目を学ぶ。インドと並ぶ英語アジアの双璧で、学問的水準やキャンパス環境も卓越してる。
・条件:TOEFL不要だが、TOEFL-iBT80/TOEIC720なしでは、落ちこぼれるかも。途上国の旅行経験が必須。
・経済:成長力は、BRICsに次ぐN-11と注目され、将来性がある。物価は日本の半分以下。1人あたりGDP(2,000ドル弱)は、アジアの中位でインドネシア並。
・生活:英語が公用語、タガログ語推奨。冬も海水浴できる。国民性が明るい。
・治安:海外安全情報は「十分注意して下さい」だが、危険地域もある。

4-2.★タイ・英語プログラム
・特徴:首都の名門校にて、英語でのタイ学入門。
・条件:TOEFL不要。途上国の旅行経験が望ましい。
・経済:東南アジアの経済大国で将来性がある。1人あたりGDP(4,000ドル)はアジアの中上位で、物価は日本の半分以下。
・生活:英語普及度は日本並、タイ語推奨。タイ語はラオスや隣国国境地域でも使える。大都会や医療水準は先進国並で快適。田舎に出れば自然も豊かで、観光大国でもある。食生活は豊かで、衛生状況も良い。冬も海水浴できる。
・治安:バンコクの海外安全情報は「十分注意して下さい」。

4-3.★中国・中国語研修
・特徴:トップ10の超名門校にて中国語研修。
・条件:TOEFL不要だが、中国語の事前学習が必要。
・経済:中国経済の成長性と中国語人口13億人、北京・上海の重要性は言うまでもない。★西安は、シルクロード・イスラム圏と交錯し、西部・中央アジア開発に有望。★長春は、旧満州国首都で、朝鮮族自治区を抱え北朝鮮・韓国経済とも連動する。1人あたりGDP(3,000ドル)はアジアの中位で、すでに東南アジアを抜く。
・生活:中国語必須。標準語は北京や東北地方。物価は安く、食生活は豊か。冬は寒い。

4-4.ロシア・ロシア語研修
・特徴:首都の超名門校にてロシア語研修。
・条件:TOEFL不要だが、ロシア語の事前学習が必要。
・経済:1人あたりGDP(10,000ドル強)は日本の1/4で、物価も安め。BRICsの一角で将来性がある。とくにCIS諸国の中央アジアで仕事をしたい場合、世界6位の話者2.6億人を抱えるロシア語が有効。
・生活:ロシア語必須。冬は寒い。

5.ローリスク・ミドルリターン
・ハンガリー、台湾、韓国は、治安状況は日本に近いが、物価は安い。

5-1.★ハンガリー/エストニア・英語プログラム
・特徴:名門校にて、英語で専門科目を学ぶ。
・条件:TOEFL-iBT80/TOEIC720がないと落ちこぼれるかも。
・経済:1人あたりGDP(15,000ドル強)は西欧諸国の1/3。生活文化は欧州と変わらないのに、物価は安め。東欧・旧ソ連圏は注目の成長地域なので、西欧留学より有望か。
・生活:英語普及度は日本並、ハンガリー語/エストニア語推奨。ただし、ハンガリー人口は東京都、エストニア人口は札幌市に相当するので、言語を学んでも通用範囲が狭い。冬は暗く寒い。

5-2. ★台湾・英語プログラム+中国語研修
・特徴:首都の超名門校にて、英語・中国語で専門科目を学びながら、中国語研修。
・条件:TOEFL不要だが(要確認)、中国語の事前学習が必要。TOEFL-iBT80/TOEIC720がないと落ちこぼれるかも。
・経済:中国語圏と英語圏の接点。将来的に中国関連の仕事をしたいなら有望だが、中国本土にも行くことが必須。1人あたりGDP(20,000ドル弱)は、日本(40,000ドル)の半分、中国(3,000ドル強)の5倍。
・生活:中国語必須だが、英語普及度は日本並で、日本語話者もいる。生活は日本そっくりで、物価は安め。台北の気温は沖縄並。食生活は豊か。

5-3. 韓国・英語プログラム+韓国語研修
・特徴:首都の超名門校にて、英語・韓国語で専門科目を学びながら、韓国語研修。
・条件:TOEFL不要だが(要確認)、韓国語の事前学習が必要。TOEFL-iBT80/TOEIC720がないと落ちこぼれるかも。
・経済:韓国経済の市場規模や将来性は中国経済には劣る。しかし、韓国・北朝鮮・中国朝鮮族自治区、サハリン、カザフスタン、ウズベキスタンにも韓国系がいる。1人あたりGDP(20,000ドル弱)は、日本の半分で台湾同様。
・生活:英語普及度は日本並、韓国語必須。生活は日本そっくりで、物価は安め。ソウルの気温は札幌並。食生活は豊か。

6.ローリスク・ローリターン
・西欧・北欧は、リスクはないし、文化・伝統の重みがあるが、伸び代がない。各国言語・文化を専門的に学ぶのでなく、主に英語プログラムに留学するくらいならば、移民大国の米国・豪州を経験したり、南インドやフィリピンを見聞する方が生産的だと思う。

6-1.スウェーデン/フィンランド・英語プログラム
・特徴:地方優良校にて、英語で専門科目を学ぶ。
・条件:TOEFL不要だが、TOEFL-iBT80/TOEIC720がないと落ちこぼれるかも。
・経済:物価は高い。1人あたりGDP(50,000ドル)は日本(40,000ドル前後)より2割高い。欧州留学はよくあるので、就職活動では有利にも不利にもならない。スウェーデン人口は神奈川県、フィンランド人口は北海道に相当し、減少傾向にあるので、言語を学んでも通用範囲は狭い。欧州の小国のうち、オランダは大学院教育を英語化し、オランダ語での教育を止めた。
・生活:英会話に不自由しない。冬は暗く寒い。

6-2.フランス/スイス・仏語研修+仏語プログラム
・特徴:国際都市の優良校にて、仏語研修。
・条件:TOEFL不要だが、仏語の事前履修が必須。フランス英語プログラムとスイス夏季仏語研修は要調査。
・経済:物1人あたりGDPは日本より高く、物価も高い。西欧留学はよくあるので、中上級仏語検定(DELF/DALF)を取得しない限り、就職活動では有利にも不利にもならない。しかし、★仏語圏ブラックアフリカに足を延ばすなら、ミドルリスク・ミドルリターン以上に、危険も成果も跳ね上がる(無断渡航厳禁・要相談)。将来的にアフリカで仕事したいか、ルノー財団MBA奨学金を目指すならば、仏語を学ぶ価値がある。世界5位の話者4億人のうち、西欧人口は減少中だが、アフリカは成長中だからだ。
・生活:英語普及度は日本並、仏語必須。冬は暗く寒い。食生活は豊か。

6-3.ドイツ/スイス・独語研修
・特徴:大都市の優良校にて、語学研修
・条件:TOEFL不要だが、独語の事前履修が必須。
・経済:物価は高い。1人あたりGDPは日本より高い。西欧留学はよくあるので、就職活動では有利にも不利にもならない。ドイツ語人口は、西欧・北欧・東欧で1.3億人に過ぎず、ドイツ語を話さないと実現できない仕事は消えつつある。
・生活:英語普及度は日本以上、独語必須。冬は暗く寒い。

7.その他

・イタリア、モンゴルは、英語プログラム・語学講座の有無を調べる必要がある。
・ナイジェリア・南アフリカは、治安上、渡航を勧めない。ちなみにナイジェリアも、ゴールドマンサックスが提唱するN-11のひとつ。

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社会人・大学院の留学 - Is it worthwhile studying abroad?

社会人の留学は慎重かつ客観的な検討が必要です。大学院学位や資格を目標にする人が多いでしょうが、その前に語学研修から始める人もいるかもしれません。パティシエ等の職人留学は専門外ですが、大学院留学を前提に考えます。私自身は企業人経験はありませんが、世界ランキング5本指の某ビジネススクールで客員研究員を務め、教える側と教わる側の双方を見てきました。

1. 岐路は30歳か

MBA等の大学院留学の場合、一般的に30歳前後が留学のタイムリミットだと思います。欧米のトップ・ビジネススクールの学生は平均26-28歳、他国人より年齢が高めの日本人でも平均26-30歳でしょうか。私が知る事例でも、30歳を越えて初めて留学した人は、適応力(瞬発力・記憶力・語学力)の点で苦戦するようです。留学経験の有無などにより個人差はあるでしょうが、10歳近い年齢差を埋めることは容易ではありません。むしろ30歳以上の場合、若い学生と同じ土俵に立たず、むしろ職歴を生かした別の進路があると思います。ビジネススクールにも、Executive Educationと言われる幹部養成講座があります。日本での専門や職歴をリセットせず積極的に活用し、短期間で情報吸収と人脈作りができます。

2. なぜ「有名校」か

大学院学位を目指す場合、まず十分な語学スコアと学費を準備してから、大学ランキング上位校を目指すことを勧めます。ランキングにはTHE-QSや上海交通大学、ビジネススクールならBusiness School(米国寄り)、Financial Times(欧州寄り)、Edunivesal(各国別)等がありますが、多少の順位の昇降が重要ではなく、簡単に言えば「有名校」ということです。「有名校」学位は、国際規格での品質保証にパスし、国際的人脈網に仲間入りしたという意味で、一定評価されるからです。多国籍企業・国際機関にも学歴主義があり、IMFのエコノミストが米国トップ10校の出身者でほぼ独占されることは有名な話です。他方、素人がピンと来ない「無名校」については、一般の日本企業には価値を正確に評価する手段がなく、結局、日本での職歴・学歴が決め手になったりもします。もっとも、日本での知名度は、真の教育成果とは関係ありません。有名校で要領良く競争の波に乗る人には攻撃的な切れ者が多いですが、集団に埋没し委縮する人もいます。逆に無名校で居場所を見つけ伸び伸びブレイクする大器晩成型もいます。いずれにせよ、最終的な有名校の合否は横においても、その足切り点を準備できるまで、出願を焦る理由はありません。TOEFL-iBT80-85が学部交換留学の最低点ですから、それに達しないなら大学院留学も延期・断念するのが当然でしょう。本気で受験勉強するなら、イフ外語学院日米会話学院等の老舗予備校もあります。

3. 学費は前提条件

学費に加えて、最低月15万円の生活費を予め予め準備しておく必要があります。欧米のMBAの学費ならば年200-350万円ですので、生活費を含めて2年間で最低1000万円は必要です。日本で取得できる奨学金は、海外留学奨学金パンフレットに一覧がありますが、一般に20倍くらいの激戦です。そもそも奨学金は、社会的に意味のある計画を支援する社会貢献なので、特定個人のキャリアアップや収入増大を目的としたMBA等は対象外でしょう(ローンを使うべき)。海外で取得できる奨学金も激戦で、人気国・名門校では非常に困難です。入社以来ボーナスには手をつけずすべて貯金し続け、学資ローンやご家族に頼れば、30歳までにちょうど元手ができるくらいではないでしょうか(奨学金・ローンは別記)。

4.語学スコアという分岐点

会社派遣留学は、学費と再就職の不安がない点では理想的です。しかし、社内選抜が厳しく、制度を縮小・廃止する企業も増えています。現実的なのは、会社派遣だけに依存せず、日々の仕事を頑張りながらTOEFL-iBT/GMAT/GRE(非英語圏は後述)を本気で勉強し、一流校合格点までスコアと職業業績を上げることです。スコアがなければ、社内選抜にも合格しませんし、そもそも留学を断念するべきです。他方、TOEFL-iBT90以上があれば、社内選抜はもちろん、各種奨学金にも応募できますし、大学院合格後に退職覚悟で会社と交渉することも可能です。私の知るMBAは大手メーカーのエンジニアでしたが、MBA合格後、派遣留学制度のない会社と交渉し、給与ゼロ・復職保証という条件で休職と留学を許可されました。もう1人は保険会社のアナリストでしたが、合格後に交渉した結果、「産休扱い」で留学を許可されました。復職保証の休職制度が他になかったため、結婚も出産もしていないのに「産休扱い」になったのです。ただし、彼らの場合、抜群の社内業績と高得点のTOEFL&GMATスコアが揃っていたからこそ、一流校にも合格し、会社にも交渉できた成功例です。ちなみに彼らは結局、在学中に別会社の採用面接を受け、MBA取得と同時に転職してしまいました。

5. 本当に留学がベストの選択肢か?

留学後の再就職は容易ではありません。多くの社会人にとって、留学は目的ではなくて、手段のひとつであるはずです。まず何のために留学が必要なのかを見極め、優先順位を熟考するべきでしょう。学部時代に多少の留学経験があっても、大学院留学はその延長上にはないので、同じ発想では臨めません。学部時代の留学は、中級語学と異文化体験だけで十分評価され、大学のランクも成績も問われない「お試し体験」です。他方、大学院留学は、まず大学のランクで選別され、次に成績でも序列がつけられる、競争の世界です。もはや「海外経験が楽しい」という水準ではありません。また、ビジネスやデザインを勉強したい場合、海外留学だけが唯一の選択肢ではないでしょう。国内の大学院・専門学校にも優れたプログラムがありますし、公務員・公認会計士・税理士試験や転職・再就職もありえます。そもそも、海外経験が不十分な人は、留学先のプログラムの質や日本人卒業生の進路、語学生活等を正当に評価できないはずです。国際経験豊富なビジネスマンや母校教員等、専門的助言者の支援が必要でしょう(留学派遣業者は、一流大学院留学や高度ビジネスキャリアには、自分自身の経験もなく対応できないのでダメ)。

6. 留学後に再就職できる目途はあるか?

留学後のキャリアプランを決めずに留学を始めてはいけません。留学後の進路が、学位取得にかけた費用と努力・リスクに見合わないとしたらもったいないです。自分に都合の良い例外的な成功事例だけを見て、現実に気付かぬフリをしては不幸になりかねません。どのような再就職活動が必要なのか、そのときの成功率やリスクはどのくらいなのかを把握し、ひとつのプランだけでなく二の矢、三の矢も考えましょう。留学を名目に会社を辞める人が増えていますが、その後の進路を決めずに渡航するとか、留学先で自分探しをするというのは、浮世離れしています。外国では言語障壁もあって視野が狭まりがちで、日本にいるほど余裕をもった客観的な判断はできません。表面的には刺激の多い海外生活に流されて、自分を見失う人をたくさん見てきました。留学前に働いていた会社に戻れる確証がないのなら、日本で資格を取ったり、公務員試験を受けたりするなど、留学以外の選択肢をも改めて冷静に考えるべきです。超一流MBAに限っては、日本の一流大学での就職活動と同様に、学内で企業説明会や採用面接が行われ、在学中に複数の内定をもらう人も多いです。が、それを望むならば、留学前の準備に力と時間をかけるべきです。

7. 現地就職はほぼ不可能

現地で就職すれば良いと考えるかもしれません。しかし、現地で定職が得られるのは、現地一流校学位を持ち、現地人並の語学力があり(とくに文章力!)、就労許可を持つ人(とくに現地人との婚姻者)に、ほぼ限られます。語学はきちんとした文章が書けなければ仕事になりません。非英語圏の場合、大学では英語だけで卒業できたとしても、仕事では現地語が必要です。しかも、語学以外の強みのない現地採用職員(専門職)は、日本企業の海外駐在員(総合職)より雇用条件や職位も低く、給与も半分以下だったりします。また、日本企業での採用も楽観できません。語学に堪能な一流大新卒者やエンジニア・各種専門家が掃いて捨てるほどいる以上、語学力だけではもはや評価されません。とくに1年以上の留学者には、海外大学学位または留学前の職歴が期待されます。さらに、採用された場合も、国際的な部署に配属されるとは限りません。

8. 職歴をリセットせずむしろ活用するべき

日本での仕事が嫌になって、心機一転のために留学を思い立つ人も、多々います。しかし、1-3年の留学だけで、これまでになかった才能やスキルが空から降ってくると考えるのは甘すぎます。そんなことで一発逆転できるなら、誰もが実行しています。逆に日本での職歴をリセットしてしまえば、ピカピカに若い人の方が有利なので、中途採用者には分がありません。むしろ留学は、日本での職歴で培ったスキルや長所を伸ばし、新しい補強要素を追加すると考えた方が現実的です。また、これまでの苦労から逃げたつもりでも、留学先や新しい職場でもそれなりの苦労は避けられません。

9. 海外主要都市の「沈殿」組

日本の会社を辞めて海外留学に来た20-30代半ばの人たちを、現地でたくさん見てきました。そのうち、計画的に学位や資格を取ってさっさと帰国して就職を決めるMBAや博士院生などは、実は少数の勝ち組です。1年以上留学しても語学が上達せず、日本人同士でいつも集まり、愚痴を言い合って憂さを晴らすような人たちの方が、残念ながら多数派です。ニューヨーク、ロンドン、パリ等の欧米主要都市では、そういう「沈殿組」が何百人、何千人といます。学生崩れの「海外フリーター」や不法就労者も山ほどいます。精神を病む人も少なくなく、『パリ症候群』という本も出ています(遠藤周作『留学』とともに必読書です)。海外主要都市で日本語書店や日本食店の「伝言掲示板」を見に行くと、日本人だけの閉じた回路内で中古品や非合法アルバイトをやり取りする、狭く特殊な世界を垣間見られるでしょう。私自身も海外発行の日本語新聞で連載を持っていたことがあるので、この世界を良く知っています。が、将来ある若者は3年先の目算がない袋小路に安住してはいけません。したがって、1-2年で学位が取れなければ、留学を2年目で切り上げ、帰国するべきです。2年程度ならば、海外経験も一定評価されて、進路転換もまだ間に合います。まだ海外留学と思い込む前に、他の選択肢も客観的に検討した上で、目標や期限を含めた長期計画をよく考えるべきです。

10. 非英語圏の留学-1年以内の大学院合格

英語の場合、日本での準備だけでTOEFL-iBT85(+GRE/GMAT)程度は十分取得可能ですし、そのくらいの語学力がつくまで大学院留学を焦るべきではないとは前述した通りです。他方、非英語の場合、現地語学研修なしでは、大学院入学要件の語学力を満たせないでしょう。が、語学研修から始めて学位・資格取得を目指すのは、博打に近い大冒険です。そこで語学研修は、目標と期限を定めて6-12ヶ月に集中するのが良いでしょう。私の周囲の実例を見ても、才能・適性のある人なら、ゼロから半年でTOEIC900、仏語DELF、中国語HSK5級、1年で仏語DALF、中国語HSK6級は十分可能です。企業の海外駐在でも、語学研修は半年くらいで現場に突き出す例が少なくありません。他方、1年以上の語学研修は、無駄の多いぬるま湯だと思います。1年留学しても大学院入学資格に相当する上級語学力が身につかなければ、海外生活に向いていないので、潔く帰国するべきです。語学習得は、適性や才能のほか、暗記の反復作業、勉強計画の立案、多様な手段の工夫など、合理的な勉強習慣も左右し、根性だけでは実現できません。稀に大器晩成型の人がいて、語学習得に1年以上かかりながら、その後に大成功した例もあります。が、それはごく一部の例外に過ぎません。彼ら自身も、自分が崖っぷちで幸運を拾ったことを自覚しているはずですし、一般化はできないと認めるはずです。来日する留学生についても同様に、1年で日本語が身に付かず大学院に合格しなければ、留学適性は望み薄なので、変更が利くうちに帰国すべきだと考えます。

11.(その他) 語学学習が趣味の人は、休暇期間の短期留学を楽しむのも良いでしょう。バカンス時に教養を兼ねて語学研修をする欧米人は多く、シーズン中にはカンヌ等の観光地の語学学校は賑わいます。ただし、本当に語学習得するには、3ヶ月以上必要です。年を取れば取るほど、語学習得には時間がかかるので、3ヶ月以下では効果がないと思います。したがって、社会人の語学研修は、勤務先の理解があるか、勤務先を辞めない限り、難しいでしょう。

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高校生以下の留学 - Is it worthwhile studying abroad?

1.高校生以下の留学は専門外ですが、一言だけ。私自身は、米英の現地保育園・幼稚園と日本人小学校に一時通っただけなので、帰国子女とは言えません。大学までは完全に日本式の教育を受けたので、本格的な海外経験は大学院留学です。ただ、企業駐在員子弟と海外学位取得者という2つの視点で、周囲にたくさんの事例を見てきました。

2.中学生以下の留学は、家族の転勤等で必要に迫られない限り、リスクが高すぎると思います。まず母国語で基礎学力と母国の教養を身につけることこそが、国際人の前提でしょう。海外生活は誰にでも等しく向いているわけではないので、適性も分からず人格形成も固まらない段階で海外教育に放り込むのは、先の見えない賭けだと思います。たとえ英語だけ流暢になったとしても、基礎教養と勉強法が身についていなければ、教育を受けられなかった現地の労働者と変わりません。他方、早い時期に英会話を学ぶことは、他の「お稽古事」との兼ね合いもありますが、少なくとも発音では有利だと思います。

3.高校生の1年以内の留学は、英語の習得のためには理に適っているでしょう。日本の基礎学力さえ疎かにならなければ、ネイティブに近い語学力・発音が身につく可能性があります。高留連高校生海外留学派遣支援金制度も利用できます。受験生の留学は大学受験には短期的なハンデになるはずなので、留学を高校時代に行うか、大学入学後まで待つかは、判断が分かれます。20歳以後に留学した場合も、英語で不自由なく意思疎通できるようにはなれますが、発音はやはり日本人発音"Japanenglish"が残りがちでしょう。

4.また、欧米では1-2ヶ月のサマーキャンプに子供を単独で派遣する習慣があります。私が米国滞在時にサマーキャンプを経験したのは5歳頃でしたが、今でも楽しい思い出です。学費の余裕があり、本人に自立心と自立能力があれば、高校生以下の子供を、長期休暇中に海外派遣するのは、たしかに貴重な経験になるでしょう。もちろん、3ヶ月以下の海外滞在なら、その後のフォローアップこそが語学力定着のために大切です。が、たとえ語学力の成長が期待ほどでなくても、今後の学習の動機付けには有効でしょう。

5. 他方、日本の大学受験をせずに海外大学を目指すのは、大きなリスクを伴います。米国大学入試には最低TOEFL-iBT80が必要ですが、この水準の英語力を持つのは、日本のトップ大学の大学生でも5%くらいです。学校英語が得意なだけの一般高校生が日本で独習するくらいでは、なかなか到達できません。ならばまず現地に渡航して、大学入学準備コース(英国大学のFoundation Courseなど)で英語を勉強し直せば良いと、留学斡旋業者は広告しています。しかし、大学教育は英語だけの問題ではありません。志望校に見合った基礎学力(とくに論理力・数学・物理)や勉強方法が身についていないと、現地学生に伍して競争できません。結果として海外無名大学を、高度な専門も持たず悪い成績で卒業する例が多く、日本企業でも米国企業でも評価されません。

6. 韓国などアジア諸国では、中高生をアメリカへ早期留学させることがブームになっています。一部は母親同伴で、まず一流高校に留学させることから始めます。学費の安い国で英語研修させてから、アメリカ留学させる例も多く、今やフィリピンの英語学校は韓国人だらけです。しかし、苦労して米国一流大学に合格できたとしても、卒業後の進路は、アメリカに残るにしても母国に帰国するにしても、成功例だけではないと、韓国でも社会問題になっています。コストに見合うベネフィットがあるかは、『朝鮮日報』で論争になりました。

7. 進学校で成績も良い高校生なら、まず大学受験で日本の一流大学に入学する方が、今でもまだ無難だと思います。第一に、大学受験で学ぶのは、単なる受験知識だけではなく、勉強法や自己管理術でもあるからです。その基本技術を身につけずには海外大学でも成功できません。第二に、全米トップ10の一流大学に日本人高校生が合格するのは非常に困難です。しかし、日本でトップ10の大学に所属していれば、同格の大学に交換留学や大学院留学するのは、難しくありません。第三に、日本企業の採用では、海外学位の位置づけは未だに流動的です。日本の一流大学新卒者と比べ、公式・非公式に不利だと思います。

8.留学斡旋業者の宣伝には注意が必要です。留学自体に意味があるわけではなく、その後の進路こそが大切なのです。米国のコミュニティカレッジや英国・豪州のファウンデーションコースに行ったところで、その後に優良大学に入学して学位を取れる確証はありません。業者は肝心な部分に責任を負いません。進路計画について現実的・長期的な視点を持つのはむしろ、実際に海外優良大学で学位を取ったり、国際的な仕事で活躍している人達でしょう。そういう人たちを身の回りに探して相談する方が先決で、留学斡旋業者の言うことを鵜呑みにするのは危険です。

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短期プログラムのすすめ

■語学研修ならば3ヶ月以上
本気で語学力を向上させるなら、休学(留年)の上、英語なら3-6ヶ月、非英語なら6-12ヶ月を確保することを勧めます。ほぼゼロからでも上級水準にまで一気に上達できるはずです。留学によって留年しても就職には不利になりません。また、費用だけがネックならば、物価の高い米英からフィリピン等へ留学先を変更しても良いでしょう。

3ヶ月未満では、効果が出る前に帰国してしまうので、50万円以上の投資は割が合わないでしょう。ただ、初心者の動機づけや中上級者の重点強化には悪くないでしょう。実際、短期留学の後、長期留学を決断した人は少なくありません(→二段階留学)。

■短期プログラムの意味
目的を語学研修から異文化観察に転換すれば、短期プログラムには別の意味があります。とくにボランティア・インターンシップ・スタディツアー等は、短期間でも地域に根ざす仲間ができて、国際的な共同作業・社会貢献を実践できます。AIESEC, NICE, CIEE, CFF等、探してみましょう。日本人が少ないものが良いでしょう。

1ヶ所に生活拠点と同僚仲間を作り、生活と仕事をすることが、お客さん気分で名所を通り過ぎる観光旅行と大きく異なります。単なる観光旅行ではなく、短期プログラムを混ぜてみるのは面白いはずです。インドのマザーテレサの家やオーロヴィルなど、受入がフレキシブルな団体もあります。

長期旅行の前に、短期の現地語研修をするのも生産的です。知人にも、グァテマラのアンティグア(西語学校の村として有名)でスペイン語研修した人と、インドのデリーでNGOボランティアとヒンディ語研修を同時並行した人がいます。なお、将来ある大学生にワーキングホリデーは勧めません。実費を払ってでも知的な学習を優先した方が良いでしょう。

■まず短期滞在で二段階留学を検討する
まず、夏休み・春休みの短期留学(語学研修・ボランティア・インターンシップ・スタディツアー)や3年後期(1月中旬までに帰国)の交換留学を試してみてはいかがでしょうか? 留年もせず、就職活動にも支障がないまま、TOEFL-iBT80等を達成できれば、ほぼノーリスク・ハイリターンです。3ヶ月未満で語学習得は期待できませんが、海外適性を確認した後、より本格的な留学を検討すれば良いのです。逆に、実際に行ってみて期待と違った場合は、帰国後に方向転換できて、長期留学時のリスクを避けられます。

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途上国留学のすすめ

■20年先の予測
近視眼的利害に流されず20年先を読み、仕事人生の頂点にインパクトのある投資をするのが理想です。「やはりアメリカだろう」といった親やマスコミの固定観念に従ったり、先輩や友達の前例を真似していたら、先取りはできません。実際、いま中国ビジネスで活躍している人は、中国語が大学の第二外国語ですらなかった時代に「なぜ欧米じゃないの?」と親に引き止められながらも、あえて中国に留学した人たちだったはずです。途上国留学は若いときにしかできません。挑戦心と適応力はそれだけでも一定の価値があるはずです。

■どこが成長国か?
・将来予測ではBRICsとN-11、外交力ではG-20、現経済力ではOECDとG8か。
① 東・東南アジア:中国(BRICs)、韓国(N11/G20/OECD)、インドネシア(N11/G20)、フィリピン(N11)、ベトナム(N11)。
② 南アジア:インド(BRICs/G20)、バングラディッシュ(N11)、パキスタン(N11)。
③ 中東:エジプト(N11)、イラン(N11)、トルコ(N11/G20)、サウジアラビア(G20)、イスラエル(OECD)。
④ 中南米:ブラジル(BRICs/G20)、メキシコ(N11/G20/OECD)、アルゼンチン(G20)、チリ(OECD)。
⑤ アフリカ他:ナイジェリア(N11)、南アフリカ(G20)、ロシア(BRICs/G8)。

■多くの人に話されている言語は?
①中国語(13億人)、②英語(5.1億人)、③ヒンディー語(4.9)億人、④スペイン語(4.2億人)、⑤フランス語(4.1億人)、⑥ロシア語(2.8億人)、⑦アラビア語(2.5億人)、⑧ベンガル語(2.1億人)、⑨ポルトガル語(1.9億人)、⑩インドネシア語(1.8億人)、⑪日本語・ドイツ語(1.3億人)。cf. インドネシア語≒マレー語≒フィリピン語

■未来を先取りできる留学先かも
①英語(途上国):インド・パキスタン(+ヒンディー語系)、バングラディッシュ(+ベンガル語)、フィリピン・マレーシア(+インドネシア語系)、ケニア・ザンビア(+スワヒリ語系)。
②英語(先進国):香港・シンガポール(+中国語)、米国南端(+西語)、仏語圏カナダ(+仏語)。
②中国語:中国・台湾・香港・シンガポール(+英語)。
③スペイン語:メキシコ・アルゼンチン・チリ。

■戦略次第では面白い留学先かも
①途上国:スリランカ・ネパール(英語)、サウジアラビア・北アフリカ(アラビア語)、ブラジル(ポルトガル語)、インドネシア(マレー語系)、ベトナム、タイ、仏語圏アフリカ。
②先進国:ロシア・中央アジア(露語)、アイルランド・アイスランド・マルタ・加・米・豪・英・ニュージーランド(英語)、韓国、ポーランド・ハンガリー・チェコ、トルコ。

■専門家以外は止めた方が良いかも??
日本語(少子高齢化)、ドイツ語・オランダ語(英語転換済)、現代イタリア語・ギリシア語(古典語負け)、北欧語・東欧語(関西人口程度)、ナイジェリア・南アフリカ(重犯罪多発)。

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先進国留学のすすめ

■先進国留学のメリット
 第1に、生活上のハードルが低いことです。生活環境の快適さは日本と大差ないでしょう。大学内でも、非英語圏の教育言語が英語に統一されつつあります。英語だけで取得できる学位が急増中で、北欧やドイツでは現地語を話せなくても生活できます。学費免除や奨学金の機会もあります。

 第2に、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語等は、先進国と途上国をつなぐ共通語でもあります。これらの言語を知っていれば、新聞・雑誌・テレビでの論談や、文学・演劇・オペラなどの芸術を楽しみ、大学院水準の研究をも極められる一方、中南米・アフリカ・中央アジアでの工場・鉱山の現場や国際援助でも役立ちます。

 第3に、大学院教育の充実です。とくに学位を目指す場合、十分な語学スコアと学費を準備してから、大学ランキング上位校を目指すことを勧めます。学部生でも、もし将来的に海外大学院を考えているならば、先進国での厳しい競争を経験しておくことは有用です。

 先進国の「有名校」は、教育体系も優れていますが、国際的な人脈作りにも役立ちます。その学位は国際規格にパスしたという「品質保証」にもなります。多国籍企業・国際機関にも学歴主義があり、IMFのエコノミストが米国トップ10校の出身者でほぼ独占されることは有名な話です。日本の企業社会でも、素人にピンと来ない「無名校」の学位は評価できません。

■先進国留学の注意点
 第1に、語学と費用のハードルが高いことです。学部生の場合、交換留学でも専門的な勉強はできないので、実は留学先を選びません。が、先進国では課題に追われ競争に委縮する人もいます。逆に途上国で居場所を見つけ、伸び伸びブレイクする大器晩成型もいます。語学研修の場合も、TOEIC600点を800点に上げる費用は、アメリカとフィリピンでは2-3倍違うでしょう。

 第2に、本人が意識的に目配りしないと、途上国への耐性がつかないことです。実際のビジネスの現場は途上国の方が多いはずですが、年を取ってから第2のカルチャーショックを経験するのは、楽ではありません。

 第3に、欧州語の地盤沈下です。実際、言語人口を見ると、ドイツ語(1.3億人)を頂点に、スウェーデン語は東京都民、フィンランド語は北海道民程度の言語人口しかおらず、少子高齢化が深刻です。江戸時代の洋学の窓口だったオランダ語は、現代オランダの大学院ではほぼ放棄され、全講義が英語で教えられるようになりました。

もちろん、各国固有の文化・歴史・生活を理解する意味はもちろん減じません。しかし、あえて極言すれば、先端科学技術を学ぶ共通語としては、欧州言語は歴史的役割をほぼ終えたと言えるかもしれません。ちなみに、日本語も同じ運命です。日本の理工学教育でも第二外国語教育を減らし、教科書も論文執筆も英語化に舵を切りました。

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二段階留学のすすめ

■二段階留学とは何か
いきなり長期留学をするのではなく、2回以上に分けて留学(短期プログラム含)することを、「二段階留学」と命名しました。「ダブル留学」や「マルチ留学」と呼んでも良いかもしれません。

二段階留学は、社会科学系・理工系専攻者や地方大生に向いていると思います。国際系・語学専攻者や東京の学生と異なり、彼らの多くは海外留学を考えたこともないはずです。たとえ多少関心があっても、交換留学や大学院留学には、語学力や国際経験のハードルが大きすぎて、踏み切れません。ところが、二段階留学は、その不利を挽回できるほぼ唯一の手段だと思います。

■二段階留学の注意点
二段階留学は、2回渡航する分、時間のロスや再適応のリスクもあります。学部生なら、試行錯誤のコストは問題にならないと思います。が、大学院生以上の場合、慎重さが必要です。短期プログラムでも休職等の犠牲が大きく、専門的かつ計画的な一貫性がないと割に合いません。

二段階の途中で方向転換する場合もあります。たとえば、短期プログラムを経験した後、次段階の長期留学を見送った人がいます。その後試験勉強や就職活動に切り替え、最短距離で公務員や就職試験に合格しました。幸い挫折ではなく成功例だと思います。一昔前の長期留学ならば、夏目漱石のようにノイローゼになっても帰国しないのが、官命でした。しかし、海外が近くなった今は、海外との付き合い方も個々人の適性に応じ多様であるべきだと思います。

■二段階留学の長短所
①自分が留学に向いているか試せる。
→〇海外初心者でも、交換留学や大学院留学を目指そうか否か、具体的に検討できる。
→X留学初期特有の高揚感で、根拠もなく自分の国際的キャリアを楽観視するかも。

②TOEFL-iBTスコア等を急上昇させられる。
→〇語学力初心者でも、交換留学や大学院留学、留学奨学金にステップアップできる。
→X語学研修に失敗し、交換留学・大学院留学の最低基準を満たせないかも。

③先進国の学問力と途上国の行動力を身につけられる。
→〇どこでも通用する適応力と即戦力を、最短時間で証明できる。
→X先進国か途上国の両方に適応できるとは限らない。虻蜂取らずかも。

④「英語+1」のスキルと視点を身につけられる
→〇トライリンガルの語学スキルと柔軟性は、それだけでひとつの専門になる。
→X英語も第2外国語も中途半端になるかも。
(結論) 多少のロスやリスクがあっても、フレキシビリティのメリットの方が大きいのではないか。

■二段階留学の5つのパターン
◇短期プログラムと留学
留学を思い立つ人には、何らかの海外経験をきっかけにすることが多いです。しかし、海外初経験ならば、まず夏休み・春休みにボランティア・ワークキャンプ・スタディツアー等を行い、自分の適性を観察してから、留学を検討するのは堅実です。とくに途上国留学希望者には必要です。

◇語学研修と交換留学・大学院留学
交換留学や大学院留学、奨学金には、高度な語学力(TOEFL-iBT80等)が必要です。まず3-6ヶ月の語学訓練を行い、必要な語学資格を取得するのは着実なステップアップです。とくに第二外国語や大学院は、専門科目を学ぶ前に語学研修が不可欠です。海外の優良大学院は、一般の日本人にはハードルが高いので、まず交換留学をしてから進学を準備するのは、現実的手段です。

◇途上国留学と先進国留学
途上国で語学力や生活力を身につけておいて、先進国で専門知識や表現力を磨くのは理想的です。ビジネスで国際的な仕事をするとすれば、舞台はむしろ途上国でしょう。また、途上国の超名門校ならば、人脈や世界観でも得るものが大きいでしょう。費用も安く、現地調査も実現できます。他方、教育カリキュラムは先進国の方がしっかりしているため、大学院や専門科目ならば先進国で対等な競争を経験した方が良いでしょう。

◇英語圏留学と非英語圏留学
TOEIC730以上の英語力に加え、第二外国語も最低限を習得できると、「英語+1」の二刀流として有意義です。第二外国語の場合、ゼロから3-6ヶ月で、大学入学水準(中国語のHSK6級や仏語のDELF)まで身につけた先輩もいます。が、才能と集中力に恵まれないと、3-6ヶ月では日常会話程度しか身につかないかもしれません。

◇就職活動・卒業論文の前と後
3年次後期から4年次前期に留学をしてから、就職活動(1-5月)、卒業単位、卒業論文を終了すれば、5年次後期に再度の交換留学も不可能ではありません。就職活動・就職論文では留学の成果を強調できる上に、それら卒業課題の終了後はさらにやり残した留学課題を実現できます。実際、一度留学の面白さを知り、語学スコアも高い経験者が、留学に再挑戦する事例は少なくありません。ただし、派遣許可は定員上限と審査基準の範囲内に限られます。

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語学留学のすすめ

■語学留学のメリット

◇語学資格の目標を立て、日本語を絶って必死に集中すれば、初めて学ぶ外国語でも3-6ヶ月で大学入学資格に到達できるでしょう。先輩の前例も多々あります。

◇日本人の平均TOEIC (550程度)は、交換留学の足切点TOEIC730/TOEFL-iBT80を大幅に下回ります。大学の英語講義で秀評価 (TOEFL-ITP550弱?)でも、交換留学や海外大学院では不十分です。専門講義では落ちこぼれてしまうはずです。

◇交換留学の英語プログラムで専門講義を受講しても、英語力は向上しません。日本人学生の多くは、交換留学を考える前に別途、集中英語講座を受講する方が効率的です。

■語学留学の注意点

◇非英語なら1年以内、英語なら半年に期限を切り、大学入学資格の語学資格(英語ならTOEFL-iBT80/TOEIC730)を目標にするのが適当でしょう。1年以上の語学研修は長すぎます。1年間の英語圏留学ならば、半年の英語研修の後に、半年の交換留学(事前の申請が必要)や海外インターンシップ等を組み合わせる方が生産的でしょう。

◇3ヶ月未満では語学習得には短すぎるでしょう。費用の問題なら生活費が安い国に行き先を変更し、期間の制約ならNGOボランティア等の異文化経験に目的を切り替えた方が合理的でしょう。フィリピン等なら生活費は米英の半額です。

◇私費語学研修の場合、交換留学と異なり、休学と留年が必要です。休学中の学費は払う必要がなく、留学による留年は就職上の問題になりません。ただ、母校から選抜されたという交換留学生の名誉や肩書はありません。クラスメートの質や宿舎の手配に問題があることもあります。

■語学学校の選び方

◇学校の選択基準は以下の通りです。①授業週20時間以上、1クラス15人以下、入学単位1-3ヶ月以上、日本人1割以下、語学力に応じた都市環境。

◇田舎町は初級者の語学集中には理想的ですが、中上級者用の大学・本屋・映画館等には不十分です。大都市・観光地に立地したり毎週入学できたりする学校は、学生も観光気分で、友達作りもできません。日本の留学斡旋業者に頼ると、学生も日本人だらけで、手数料も上乗せされます。自分で手続きして現地通貨で支払うべきです。

◇資金潤沢なら英国大学Foundation Course(London, Exeter等)、TOEFL-iBT70以上なら有名大学Summer School(Harvard, Stanford, NYU, LSE等)が最高峰でしょうか(学費50万円~)。

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大学院留学のすすめ

■大学院留学のパターン

大学院留学としては主に以下の4パターンを考えます。
①日本の修士1年次9月から翌1月まで交換留学し、2年次に修士課程を修了する。
②日本の修士/博士1年次9月から翌6月まで交換留学し、3年次に課程を修了する。
③「ダブル・ディグリー」の修士課程に入学し、3年次2つの修士号を取得する 。
④海外大学院に正規入学し、海外修士号/博士号を取得後、国内外で就職活動する。

■海外学位取得の注意点

◇国際分野や一部の先端分野では、海外大学院の方が優位にあります。とくに「有名校」(日本人なら誰でも知っている米英の大学)の博士号は、国内外で研究者になるのに有利でしょう。

◇他方、日本企業の総合職就職では、北大卒・修士の新卒枠ならば楽々と大企業に採用される人でも、海外学位の海外枠で応募すると、前例や評価が定まらず悪戦苦闘するようです。「無名校」(超有名校以外の大半)は日本の企業社会に正当な評価をされないのが現状です。

◇第1の対策は、留学先を「有名校」に限定することです。世界に通用する学位を取得できれば、国際規格の品質保証書と国際的人脈の名刺になります。選択と期限が鍵でしょう。

◇第2の対策は奨学金です 。「有名校」入試と奨学金の双方の選抜に不合格なら、無理に「無名校」に私費留学するより、日本の大学院から交換留学する方が合理的でしょう。

◇第3の対策は、日本の大学院や職場に籍を残すことです。いつでも日本に戻れるよう保険をかけておくことは、その後入試・奨学金・卒業・就職等がうまく行かない時に効いてきます。

■社会人留学の注意点

◇学生時代の交換留学とは違い、社会人には発想の転換が必要です。交換留学は単位取得と語学資格だけでも一定評価される「お客さん」体験でしたが、学位取得留学は大学・学位・成績で序列がつく競争世界です。就職市場も異なり、セーフティネットもありません。

◇決断の条件は、十分なスコア(TOEFL-iBTやGRE/GMAT等)と学費が準備でき、「有名校」や留学奨学金に合格することでしょう。両者の選抜に合格しない場合、留学しないという勇気も必要でしょう。30歳前後がタイムリミットでしょうか。学生時代に留学経験があると有利です。

◇再就職の目途がなければ、日本で資格を取ったり、公務員試験を受けたりするなど、他の選択肢を冷静に比較するべきでしょう。私費留学中の休職も、職場と交渉余地があります。

◇職歴はリセットせず、留学も再就職も一貫するキャリアプランを作るのが、社会人が生き残る術です。現地就職は実力 (学位と現地語文章力)と就労許可(現地婚姻者)を持つ人のみです。

テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

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terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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