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スパルタ式留学の勧め-留学初期と水泳

「慣れてから少しずつ」という発想は、留学には温すぎると思います。海外で単位・学位を取るなら、留学生も現地学生も、全員が同じ土俵で勝負するので、「留学初心者」などというカテゴリーはありません。生活にせよ勉強にせよ、最初から現地人並みの平均水準を前提にして、それに追いつき適応しようと努力する方が、遠回りのようで近道だと思います。海外生活はトータルなものなので、一部を小出しに経験しても埒があきません。空港からの最初の一歩留学初期の日本語厳禁にも書いた通りです。

海外生活は水泳に似ているでしょう。水を怖がっていつまでも地に足をつけていたら、泳げるようになりません。地上歩行の常識を捨て、身体を水に投げ出す思い切りが大切です。子供プールで水遊びから始める方法もありますが、あえて海に行くことを推奨します。その上で、なかなか泳ぎ始めない人には、情け容赦なく足払いをかけたり、突き落としたりすることも必要かもしれません (安全な範囲内で)。一時的に辛くても、こういうスパルタこそが、泳ぎを覚える最善最速の王道ではないでしょうか。

少々水を飲む苦しさは承知の上ですが、交換留学や短期留学程度なら、溺れる危険のない深さだと言えます。また、人には向き不向きもあるので、いきなり何kmもの遠泳に挑戦する必要はありませんが、最初から浜辺で水遊びしかしないと自分で決め付ける前に、高波を縫う泳ぎも是非試す価値があるでしょう。泳ぎは浜辺歩きから少しずつ身に着くものではなく、思い切って水に飛び込み地面から足を離して、はじめて泳げるようになるものです。
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テーマ : 海外留学
ジャンル : 学校・教育

tag : スパルタ 水泳

留学初期の日本語厳禁

最初の3-6ヶ月間は日本語厳禁を心がけ、背水の陣で現地適応に集中することを勧めます。必死にやればゼロから約3ヶ月で、現地語で泣いて笑って喧嘩できる水準になれます。とくに語学初心者や1年以下の短期留学の場合、日本語は一切話さないつもりでいるのが良いと思います。

長く海外に住んでいても、たどたどしい外国語しか話せない日本人もいます。留学経験者ならすぐにピンと来るでしょうが、日本人同士で固まり日本語で滞在国の悪口や裏道ばかり話して、頭の切り替えに失敗した沈殿組です。そういう人たちは、語学習得後の目標がなく、覚悟も違うので、近づいてはいけません。

企業や大学院でも、短期集中研修(あるいは一切なし)で、現地人のみの事務所・研究室で競争に突っ込まれるのが珍しくありません。そこで3-6ヶ月以内に上級水準に駆け上がれるか否かが、職業生命をかけた適性判定です。非英語の場合、語学学校に1年間通うことも否定しませんが、英語の場合は語学研修のみで1年は長すぎるでしょう。そもそも半年以上、語学のみを学んで、最上級水準に達せない人は、努力不足なのか適性がないのかのいずれかだと思います。

日本語厳禁は「最初が肝心」です。言葉が子供水準だと話す内容まで幼児並に退化するのはストレスでしょうが、逆に「私、馬鹿だよ~ん!」とプライドを捨てて開き直ることが大切です。また、同じ日本人を敵視する必要はありませんが、彼らとも現地語で返事するように徹すれば、そういうキャラクターだとして定着します。他方、自国人同士で固まる集団には、現地人が近寄る気が失せてしまいます(日・韓・中国人、南米人、南欧人に多い悪循環)。

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tag : 日本語厳禁

非日本人の友達作り

留学は、教室内よりも教室外が重要です。非日本人の友人を、昼食・夕食や放課後・週末の外出に意識的に誘いましょう。何かを伝えたいと思うとき、表現力がもっとも飛躍的に向上します。

とくに自室の手料理に招き招かれるのは、親密度が一気に上がる最重要イベントです。フランスなら、これを境に呼称がvous(あなた)からtu(お前)に変わり、男女間ならその日から挨拶がbise(両頬キス)に変わるほど、決定的です。料理の腕は関係ありません。実際、料理が苦手だと公言する女の子もフランスには多く、塩を振ったパスタにポテトチップが出てきたこともあります。友達になりたい人がいれば、どんどん誘いましょう。

日本人の場合、やはり「日本料理を作るからおいで」というのが、一番自然な誘い文句になります。実際は、和洋中華混在の無国籍料理を出しても、大きな問題ではありません。中華食材屋は、欧米主要都市はもちろん、西アフリカのダカールにすらあり、韓国食材も意外に安いので、予め探しておきましょう。普段料理をしない人も、以下のものは可能です。中古電気炊飯器を入手できるとなお楽です。

・現地中華食材屋で安い和風調味料: キッコーマン醤油、牡蠣油ソース、豆板醤、バーベキューソース(焼肉のタレ)、甘辛ソース、韓国海苔、韓国製蕎麦・うどん、中国製日本酒
・現地中華食材屋で安い和風食材: チンゲン菜、もやし、干椎茸、白菜、大根、里芋、豆腐、生麺、焼きそば生麺
・日本から船便で送ると良い食材: 和風ダシ、中華スープの素、炊き込みご飯の素、チラシ寿司の素、唐揚げ粉、粉末味噌汁、粉ワサビ、ジンギスカンのタレ

・食材頼りの超簡単和食: 手巻き寿司(サーモン・キュウリ等)、炊き込みご飯、チラシ寿司、粉末味噌汁(お湯で混ぜただけ)、ジンギスカン
・無国籍食材の簡単和食: 炒め物(牡蠣油ソース可)、鍋・スープ(ブイヨン可)、具沢山味噌汁(粉末利用可)、焼きそば、お好み焼き、肉じゃが、具入り卵焼き、手巻き海苔巻、サーモン鮨、焼き鳥
・ちょっと頑張る揚げ物: トンカツ、天ぷら、鳥の唐揚げ
・パーティー: 海苔・飯・複数具材を揃えたセルフサービスの手巻き海苔巻パーティー(ただし、本音では海苔が苦手な欧米人もいる)
※日本で料理したことがない人も、この機会にお母さんにも相談して簡単料理を教えてもらいましょう。


交友では、国民性のステレオタイプ化は止め、個性や多様性を直視しましょう。「日本では…」と押し付けたり、「XX人だから自分勝手だ」などと決めつけると、永遠に喧嘩の仲直りもできなくなります。「自分の常識の方が間違っているかもしれない」「自分も日本人の代表でない」と柔軟に考えましょう。

海外適応の程度は、良し悪しではなく、適性の問題です。適応性は、語学知識や経験歴よりは、個性としての社交性やおしゃべり能力にも連動するようです。海外研究一筋10年の大学院生より、語学準備ゼロで赴任する商社マンの方が、会話習得が早く生活も楽しそうなのは、良く見る逆転現象です。意志の力でも変わりますが、誰もが同じように海外生活に適しているわけではありません。

どうしても行動半径が狭まり、引きこもってしまう人もいます。3-6ヶ月程度のスランプ期はよくあることで、長期滞在なら踏ん張りどころかもしれませんが、短期滞在なら時間が空転するのがもったいないです。努力しても非日本人に友達ができないなら、日本語厳禁を緩めて日本人にも交友を広げた方が健全かもしれません。とくに語学初心者の場合、極限状況で頼りになるのは同国人でしょう。

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tag : 友人 交友 料理 喧嘩

行動半径の拡大

もう一歩ディープな旅文化や教養のキャッチアップも参考に。

留学は、勉強だけのことではなく、人格形成の転機でもあります。語学力が3割向上すると世界は2倍にも広がりますが、逆に初期から思い切り視野を広げておけば、学習効率も倍増します。

日本にいたとき、自分はどのような情報網を持っていたかを総点検し、留学先に到着したら同様な環境を探してみましょう。言語の自由度が20%に落ちると、行動範囲や情報量まで20%に狭められがちなので、意識的に開拓し確保する行動力が必要です。

中古テレビ、中古自転車、携帯電話は最優先で購入しましょう。帰国時に中古で売るルートが分かっているなら、新品でも構いません。コストを日割りすれば分かりますが、できるだけ早く買った方が良いでしょう。

②中古の日常品を売買したり、講演会・イベントを広報する掲示板を大学内・寮内で見つけ、どんどん参加しましょう。中古品の売買掲示板は、日本人会・スーパー・教会にもあったりします。

③お気に入りのTVニュース/ドラマ番組を決め、毎日欠かさずに見る習慣をつけましょう。語学力や知識はこういう地道な反復から身に付きます。海外短波放送の勧め中国製短波ラジオと簡易アンテナは別記。

④ネット環境やスペルチェック・ソフトを確保し、現地学生には常識のウェブサービスを随時教えてもらいましょう。留学の学習準備で作ったホームページのリンクをどんどん増やしましょう。

⑤大学・公共の施設を網羅的に回りましょう。大学図書館のオリエンテーションに参加し、文献検索やデータベースをマスターしましょう。交通定期券はもちろん、公共図書館、スポーツジム会員券、レンタルCD/DVD屋会員券等を作りましょう。図書館・ジム・プールに通うリズムを作りましょう。

映画・コンサート・美術展・スポーツ観戦の情報誌(『Tokyo Walker』に相当)を購入し、機会を逃さずどんどん出かけてみましょう。気に入ったものを見つけたら、美術館通年券・オペラ通年券・地元プロスポーツチーム会員証を購入し、通いつめましょう。

⑦大学内のスポーツ・趣味のサークルや言語交換(同性が望ましい。異性はトラブルの元)に参加しましょう。

⑧地図に印をつけながら、下りたことのない地下鉄駅で下りてみたり、通ったことのない道を自転車で走ったりしましょう。近隣の郊外の村の知られざる旧跡・名所をリストアップし、週末に順々に日帰り旅行してみましょう。国内旅行の優先順位をつけ、計画的に実行していきましょう。主要国首都などのメジャーな観光地は10年以内にまた行けるので、在住者以外の日本人が行かないような田舎町を丹念に回る方が重要です。

⑨中華街や中華食材屋を見つけ、下手でも良いので日本食もどきを作って(どうせ細かいことは分からない)、非日本人の友人を招きましょう。「この人ともっと仲良くなりたいな」という友人にターゲットを絞り、積極的に食事会に誘いましょう。

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海外で銀行口座を開設する - Opening a bank account

・半年以下の短期滞在や途上国留学で、かつ、クレジットカードにキャッシング枠がついている場合、手続きも海外送金手数料も必要な海外銀行口座は不要で、日本のクレジットカードと国際キャッシュカードで十分だと思う。旅・留学・出張の持ち物-海外でのカード・お金・保険国際派のクレジットカード選びで、クレジットカードとして、JAL naviカードTUO VISAカード三井住友クラシックカードA/アミティエカードシティカード楽天カード等、国際キャッシュカードとして、新生銀行パワーフレックスCitibank銀行バンキングカードCitibank銀行外貨キャッシュカード楽天銀行デビットカードソニー銀行MONEYKitグローバル等を紹介した。
・他方、学生用クレジットカードのキャッシング枠は5万円以下だが、さらに2010年の改正貸金業法で、キャッシングには収入証明書類の提出が必要になった。親にキャッシング枠付のクレジットカードの家族カードを別途作ってもらえない限り、学生用クレジットカードはほぼ支払い専用で、キャッシングには期待できない。その場合、国際キャッシュカードだけで現金を引き出すことになるため、紛失・盗難時の予備に10-20万円程度のトラベラーズチェック(T/C)を持参するか、現地銀行に口座を作る方が良い。用意するT/Cの金額は、国際キャッシュカードの再発行までの半月強の生活費+αだ。大金を現金で持ち続けることは、盗難の危険が高いため勧めない。
・また、半年以上の先進国留学や海外駐在など、100万円以上引き出すならば、現地銀行に口座を開き、日本の銀行口座から入金(海外送金)した方が得策だ。新生銀行カードで100万引きだせば、為替手数料4%は4万円に達するからだ。現地口座のクレジット&デビット機能付キャッシュカードは、海外生活のメインカードになる。フランス等ならば小切手帳も発行する。一現地居住者の証明書が必要な国・銀行では、旅行者は口座を開けない。

・現地銀行口座開設の長所と留意点は以下の通り。

1.ATM手数料がからない
・・・手数料が無料だからこそ、欧米人は現金を50ドル相当以下しか持ち歩かず、1ブロックに1つずつある24時間無料のATMで随時引き出す。しかし、口座・カード維持費が必要だし、海外送金に約4千円、受け取りにも10-25ドルの手数料がかかる。20万円以下の海外送金手数料は、日本のカードのATM手数料より高くつく可能性がある。
・・・他方、語学問題でトラブルを起こしそうなら、日本のカードで1-4%の手数料を払い続けても良い。VISAカードが一番だが、学生には新生か楽天、社会人にはシティバンクが無難だろう。米国在住で年2,800ドル以上引き出すなら、ソニー銀行MONEYKitグローバルは、ATM手数料が安く、デビットカード(手数料0.75%)にも使える。手数料の順で並べると以下の通りだ。
(1)HSBC普通&外貨(為替手数料1%+預金残高1千万円)、VISAカード(月利1.5%)、SONY MONEYKitグローバル(2100円/6ヶ月+為替0.25%+ATM1.25ドル)
(2)シティバンク外貨(為替1%+ATM2ドル+預金残高50万円)、楽天銀行(為替2.94%)
(3)シティバンク普通(為替3%+ATM210円+預金残高50万円)、新生銀行パワーフレックス(為替4%)

2.少額の買い物に手数料無料のデビットカードを使える
・・・欧米人はスーパーマーケットでガム1つ買うのも、デビットなら手数料無料なので、カードで払う。しかし、日本のVISAカードでもキャッシュレスで買い物できる(手数料1.63%)。ソニー銀行ならばデビッドも使える(手数料0.75%)。

3.小切手帳を発行できる
・・・フランス等では、ちょっとした会費や購入費を郵送で払うとき、小切手を封筒に入れて送る。また、学生寮で鍵や備品を借りたりするときのデポジットは、小切手で払い、使用済になったら破る。しかし、少なくとも買物や遠隔取引は、カードやPayPal等に取って代わられつつある。

4.カード紛失・盗難・トラブルに現地対応できる
・・・クレジットカードのキャッシング枠が0-5万円の学生の場合、日本の銀行の国際キャッシュカードだけが頼みの綱になり、カード紛失・盗難時には立ち往生する。シティバンクの場合、再発行カードは日本から海外住所に、新生銀行の場合は一端国内代理人に郵送されるため、いずれも時間がかかる。他方、現地に銀行口座を持つ場合、カード紛失等のトラブルや諸手続きは、口座を持つ支店に直接行けば早い。その意味で、足を運びやすく外国人に慣れている(辛抱強く英語を話す)支店を選ぶべきだ。学生ならば大学内に支店やATMを持つメジャー銀行が良いだろうが、社会人ならばCitibankやHSBCなど、世界中で外国人を相手にほぼ同じサービスを提供する多国籍銀行も良いかもしれない。ただ、英語にせよ現地語にせよ、語学力は必要だ。

5.現地での給与等の振込先になる。余った現金やT/Cも入金できる。
・・・しかし、現地収入のない短期留学ではあまり関係ないかもしれない。日本で給与・奨学金を受け取る場合、むしろ日本の銀行口座で一元管理し、海外では国際キャッシュカードで引き出す方が便利。

6.帰国後も維持できれば、外貨預金口座として活用できる。
・・・専門的な知識と特別な情熱があるならば、海外の銀行・証券口座にも希少価値があるかもしれない。とくにBRICsやNext11と言われる新興国の証券口座は珍しい。
・・・しかし、留学生ならば帰国時に閉鎖すべきだと思う。仕事で頻繁に再渡航したり、帰国後も口座のチェックを欠かさないのでない限り、口座維持費や手間に見合わない。たとえば米国Citibankは、最低預金残高が25,000ドルない非居住者からは、月額50ドルの口座手数料を取る。放置すると口座が凍結されるし、手数料の天引き等で赤字が出ると、ブラックリストに載って再渡航時の口座再開に支障が出る。
・・・外貨預金ならば、普段遣いでよく眼の届く国内銀行の方が無難だ。たとえばソニー銀行は、為替コスト(ドル・ユーロなら片道25銭)や利子も悪くない。MONEYKitグローバルでは、年4200円のサービス手数料とATM手数料を払うなら、米国ATMからドルのまま引き出したり、デビットが使える。シティバンク(最低50万円)の外貨預金も、入金時の為替コストが非常に高いが(片道1円)、ドル預金なら米国内でドルで引き出せるし(ATM手数料1%)、ユーロ預金ならユーロのトラベラーズチェックに交換できる(発行手数料1%)。ちなみに国内口座でも、外貨預金は日本の預金保険制度の保護対象外だ。
・・・他方、非居住者に海外投資サービスを提供する銀行は、居住者用の銀行とは別に存在する。たとえば、HSBC(香港上海銀行)グループHSBC Hong KongHSBC SingaporeHSBC InternationalCitibankグループCitibank Hong KongCitibank International Personal Bank Singapore(日本語)、Citi International Personal Bank、東京三菱UFJ銀行系のUnion Bank (California)(日本語)とCaisse d'Epargne Ile-de-France (Paris)、そしてBank of Hawaii(日本語)等だ。

テーマ : 銀行口座開設
ジャンル : ファイナンス

tag : 海外銀行口座 海外ATM 小切手

プロフィール

terry75014

Author:terry75014
仏米英生活10余年、海外大学院卒。海外渡航・留学助言は各数10ヶ国。ここでは一個人の立場で独断と偏見を書きます。テリーと呼んで下さい。

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